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デロリアンです。
今回は高松宮記念の枠順確定前の週中の注目馬の考察です。
まずは先週の結果報告。
【阪神大賞典】
◎シャケトラ1着
○リッジマン
▲ステイインシアトル
△コルコバード
×ロードヴァンドール3着
若干不安ながらも押し出された本命のシャケトラは、無事に1着。
ただ、馬券としてはロードヴァンドールは3連系で抑えるも、カフジプリンスがフォーメーションで上に取れずハズレ。
ほらね。やっぱり難しいレースだよ…
さすがに2倍台のシャケトラの単勝、というのは買えません。
【スプリングS】
◎エメラルファイト1着
○シークレットラン
▲クリノガウディ
☆ユニコーンライオン
△ヒシイグアス
×コスモカレンドゥラ
×タガノディアマンテ
ここは穴で狙ったエメラルファイトが1着！
も、相手全抜けセンス無し。
ただ、馬券的には最近は穴馬を狙うときには最初に黙って◎単を買うので、それが実るかたちになりました。
ファンタジストは武豊JKが中団で脚を溜める競馬を試して1800m足りたのにはビビりましたね。さすがに皐月賞まで距離が持つとは思えませんが。
最近は調子よく本命馬が勝ってくれるおかげで、どうにか月間もプラス収支を維持。
この調子でそろそろ相手もど本線でドカン！と大きな的中がほしいところ。
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高松宮記念(2019) 予想オッズ
現在登録は22頭。
昨年の勝ち馬ファインニードルは先日突然の引退となってしまいましたが、骨っぽいスプリンターが集結。
さすがG1、という感じですね。
その中でも重賞2連勝と波に乗るダノンスマッシュ、2走連続で超ハイペースで押し切って本格化傾向のモズスーパーフレアが人気に推される想定。
中京 芝1200m レース傾向
先週の中京競馬は差しがバンバン決まっていましたが、スプリントとなるとまずは前で競馬をしないとお話になりません。
上がり最速よりも前で競馬してそのまま押し切れる馬が好走します。
ただ、逃げ馬が残るかといえばそれはノー。条件戦と違って重賞クラスになると逃げ馬はには厳しい結果となっています。
ステップレースの振り返り
【スプリンターズS】
11.7 – 10.3 – 11.0 – 11.3 – 11.5 – 12.5
ワンスインナムーンが強気に逃げて前半はかなり流れました。
2着のラブカンプーは馬場の悪い中でハイペースで飛ばしたワンスインナムーンの後ろで息を入れてそのまま逃げ粘り。
3歳の軽斤量の恩恵を最大限に活かしたのもありましたが、かなり強い競馬でした。
3着のラインスピリットは内目をロスなく走って直線も芝の伸びどころを捉えた武豊JKの神騎乗。
森一馬JK手戻りでは同じ競馬は期待できないでしょう。
4着のダイメイプリンセスは直線不利なく加速できましたが最後甘くなり差し届かず。夏競馬で名乗りを挙げたようにこのとき状態はピークに近く、自分の競馬をして最後ラインスピリットに先着を許してしまったのはやはりG1では足りない印象です。
5着のレッツゴードンキはスタート出負けが響いた後方競馬。前残りのバイアスの中で上がり最速を繰り出すも物理的に届かない競馬となりました。位置が取れていればまったく違った結果だったのかもしれません。
7着のナックビーナスは得意の中山とモレイラJKでかなり人気しましたが、直線反応がいまひとつ。
位置取りは良かったし状態面も良さそうだったので道悪でのハイペースが合わなかったのでしょう。
9着のヒルノデイバローは能力的に厳しい。
11着のティーハーフは基本冬馬で暑い時期は走らない。
12着のセイウンコウセイは得意の荒れ馬場でもこの結果で、能力面ピークは過ぎてしまっている印象。
14着のアレスバローズは夏競馬の活躍で人気したがまったく見所のない敗戦。馬の能力も一戦級では足りないし、斤量57キロも重過ぎた、と見るのが妥当でしょう。
15着のスノードラゴンはさすがにピークははるか昔。
【シルクロードS】
11.9 – 10.3 – 11.1 – 11.4 – 11.7 – 11.9
セイウンコウセイがかなり前半かなり飛ばした差し決着。
1着のダノンスマッシュはかなり狭い内から外に持ち出すのに手間取りましたが、最後の1ハロン一瞬の加速で抜け出し。
このメンバーでは能力がひとつ抜けていました。
3着のティーハーフは外差し馬場の助けもあり最後方から上がり最速は素晴らしい末脚ですが、
これは展開の助けがあったのと得意の京都コースでの激走で、G1となると能力は足りないでしょう。
6着のダイメイプリンセスはいつもより位置が後ろになりましたし、ティーハーフ > ダイメイプリンセスとなったのは季節的な走りどきの差。
7着のペイシャフェリシタは差し向きの展開でこのレースで足りない以上G1で期待は酷。
13着のキングハートは凡走続きでピークは越えていると見るのが妥当。
14着のラインスピリットは展開が向かなかったのもありますがここまでタコ負けしているのは能力不足。
鞍上が違った結果にしても負け過ぎでした。
15着のセイウンコウセイは馬具が効いたのか抑えが効かずに前半飛ばしすぎた自業自得ですし、持ち時計的にも早い時計にも対応できず。
16着のフミノムーンはOPレースでも掲示版届きませんし、重賞では足りなかったでいいでしょう。
そもそも今回は除外対象です。
18着のラブカンプーは直線で早々手ごたえ怪しくなりまったく追わなかった結果ですが、後述するレースでも大敗しており馬の気持ちがプツっと切れてしまったのかもしれません。あるいは夏場にとにかく好走したように、寒いと走りたくなくなるタイプなのかも。
【阪急杯】
12.3 – 10.9 – 11.2 – 11.3 – 11.3 – 11.3 – 12.0
2着のレッツゴードンキは叩き台としてはそこそこ仕上がっており、勝ちにいく競馬をして最後に勝ち馬にしてやられた感じ。
今回に向けて上積みがあるかは追い切りを見て判断したいところ。
3着のロジクライは距離短縮で前半のスピードについていけなかった割にはなんとか頑張った、という印象。差し追い込み馬が上位に入る中でこの時中団から差し競馬をして頑張ったのは評価できます。ただ、早い上がりが使えるタイプではなく更に距離が短くなる今回はペースについていけるかは疑問。よほど上手く乗らないと厳しい結果が待っていそう。
7着のミスターメロディは外枠発走が仇となりいつもの番手の位置が取れず。もう一列前で競馬をしていれば馬券内は確保できていました。時計的にも厳しいものがありました。
2走前阪神カップでは稍重馬場で2着好走していますし、ファルコンS勝ちの実績、先行馬には展開厳しかったNHKマイル好走していることを考えれば能力的には通用します。
8着のラインスピリットは能力が足りない。
13着のヒルノデイバローも能力が足りない。
17着のダイメイフジはレース中にぶつけられて戦意喪失。きちんと走れば次走好走しているようにもう少しやれる馬ですが、それもG3レベルでの話。G1メンバーに通用する能力ではありません。
【オーシャンC】
11.4 – 10.1 – 10.8 – 11.4 – 11.4 – 12.0
1着のモズスーパーフレアはかなりのハイペースを自分で作ってそのまま押し切り。
実績馬ナックビーナス相手に完勝している点からも完全に本格化でしょう。
能力的にはG1メンバーで勝ち負けするだけの実力は有しており、あとは実績に乏しい中京コースでどうなるかだけ。
2着のナックビーナスはこの馬の上がりとしては限界の34.4を繰り出しての敗戦で、カーバンクルSに続いてモズスーパーフレアに敗戦したことを考えると中山コースでは能力面に差があるように思えます。
ただ、昨年の3着の好走もあり中京コースの適性の差で逆転はできる位置にいます。
3着のダイメイフジはナックビーナスから更に差がある内容で、G3レベルまでででしょう。
4着のペイシャフェリシタは展開向かなかった中でよく頑張りましたが、得意の中山でこの差はさすがに埋められそうにないです。
5着のショウナンアンセムは出遅れ後方からよく追い上げました。G1レベルでは足りなさそうですが左回りは得意で東京コースなら一発あるかもしれません。ただ、G1では足りないでしょう。
9着のキングハートは能力不足。
10着のダイメイプリンセスは展開不向きと季節的に走れない時期。
11着のカイザーメランジェは穴人気しましたが能力不足。
今回は除外対象です。
16着のラブカンプーはシルクロードSに続くタコ負け。やはりメンタル面がやられてしまったのか、早熟でピークは超えたのか、斤量がだめなのか。いくらなんでも2走連続としても負け過ぎ感があります。
高松宮記念 (2019) 注目馬の考察
△モズスーパーフレア 牝4 55 武豊
オーシャンSでは斤量増もあっさりとこなしたあたり、やはり本格化でしょう。
今回も自分で逃げてペースを作っていくはずで、時計的に1:07.0台の高速決着と見るなら高い評価は必要でしょう。
昨今のこの馬のハイペース押し切りはスピードとパワーを兼ね備えており、今回も強気にペースを刻んでくるはず。
ただ、相手強化で左回りでの実績が乏しい点は気になります。
△レッツゴードンキ 牝7 55 岩田康
2度あることは3度ある、ということで2年連続で好走したこの馬は上位評価すべきでしょう。
7歳を迎えても能力面に極端な衰えは見られず、極端な枠さえ引かなければある程度の好走は見込めます。
△ミスターメロディ 牡4 57 福永
スキャットダディというあまり聞きなれない種牡馬はコテコテのアメリカン野郎。
中京の芝は先日のファルコンSでグルーヴィットが好走していますし、過去にこのレースで好走したレッドファルクスもしかり。元々ダートを走っていた馬が好走できる舞台です。
実際にこの馬もファルコンSという勝ち鞍があり、時計勝負は分が悪い反面、タフな中京の芝は得意舞台に見受けられます。
持続力がモノを言うのがこのレース。
本格化前とはいえNHKマイルCでダノンスマッシュに先着していますし枠次第では狙ってみる価値はあるオッズで推移しており…馬券的妙味はありそうです。
☆ナックビーナス 牝6 55 大野
外枠だとソラを使う癖があり力を出しきるのが難しい馬で、逆にインを取ったスプリント戦ではパーフェクト連帯。
今回も枠はかなり重要になりそうです。
勝ちきれないキャラはすっかり定着しているので今回も最後に何かに差されて2着か3着の可能性大ですが、逆を言えば2着3着は堅実に確保してきそうで馬券としては必ず抑えたい一頭です。
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