【一週前】皐月賞 競馬予想 (2018)

一週前の所見

いよいよ牡馬クラシック一冠目、皐月賞が始まりますね。

ダノンプレミアム回避で混戦ムード。
強豪どころも人気が割れそうで後方からの競馬をする馬が多い。
週末の天気予報は雨。馬券的な妙味は高く、昨年の決着のような大波乱までありそう。

先週の馬場

やや前が残る傾向だが中団からの差しは決まる。追込脚質は展開が向かないと厳しい。
好位先行からの押し切り、中団から運べる差し馬を狙いたい。

 

上位馬の想定オッズ (2018/4/10 時点netkeiba引用)

アイトーン 110.5
エポカドーロ 15.5
オウケンムーン 7.6
キタノコマンドール 6.6
グレイル 38.9
ケイティクレバー 108.5
サンリヴァル 47.2
ジェネラーレウーノ 19.4
ジャンダルム 8.7
ジュンヴァルロ 613.8
ステルヴィオ 3.2
スリーヘリオス 2060.7
タイムフライヤー 13.7
ダノンプレミアム 25.2
ダブルシャープ 122.8
マイネルファンロン 229.0
ワグネリアン 3.0

人気どころの見解

○ワグネリアン
支持を集めているが、多頭数の競馬でどこまでやれるかは、やってみないと判らない。
鞍上のスタイルも頭では買うには信頼できず。
ただ、2、3着と見るとやはり有力候補であるのは間違いない。
馬券でこの馬を入れるなら2着3着付けで買いたい。

○ステルヴィオ
前走ではコスモグイナーツの短期逃げの後ろでエポカドーロが2番手スローに落として前が残る展開の中、1頭だけ素晴らしい手応えで伸びゴール前で差し切った。1ハロン延長も問題なさそう。
これだけ見ると強い競馬に見えるが、皐月賞のペースはもう少し流れそうで後方からの競馬となると差し届かない場面もあるだろう。
先週の桜花賞ではロードカナロア産駒のアーモンドアイが派手な勝利をしたこと、鞍上ルメールと相まって本番ではワグネリアン以上に人気しそう。当てに行くならこの馬から入れば問題ない気がする。

○キタノコマンドール
鞍上ミルコで想定段階から過剰人気が見て取れる。強い馬には違わないのだが、こちらも強い相手と多頭数の経験は未知。
新馬戦の相手がほぼ未勝利を脱していない、すみれSの相手も微妙。OPクラスがいきなりG1で通用するのかを考えると、このオッズでは買えない。

○オウケンムーン
皐月賞とは好相性の共同通信杯勝ち馬。
勝ち時計は一昨年の皐月賞馬ディーマジェスティと同タイムで昨年スワーヴリチャードからは-0.1差。新潟芝2000で2歳コースレコード(2:01.8)をマーク。
前目で競馬できる強みもあり。
個人的にはオウケンブルースリ産駒という
ところで応援したいし、更に距離延長で活躍が見込めるダービー、菊花賞でも注目してる。相手強化のここが試金石。

○ジャンダルム
ホープフルSでは早めに仕掛けて前に出た分最後は脚色が鈍ってステイフーリッシュに迫られたがなんとか凌いだ。
続く弥生賞では好位から前に出してなんとかの3着。上位2頭とは力差を感じる結果だった。勝ちきれるイメージは湧かない。

○タイムフライヤー
ホープフルSの覇者。前走若葉Sは叩き仕上げとはいえ脚色が鈍っての馬券外。着順よりも着差が気になる負け方だった。
今回は鞍上ウチパクにスイッチで人気も落ち着くだろう。
舐められた人気になるならここから勝負するのは面白い。

ここまでざっと上位を見て、ダノンプレミアム回避からどの馬にもチャンスはある印象。

■注目馬

一週前時点で注目しているのはこちら。

☆ダブルシャープ
前走は前が止まらない展開の中よく追いかけての2着入線。
過去にタワーオブロンドンを負かした事もあるが、気性が荒く折り合いがつかないケースもしばしば。ただきちんと折り合えれば差のない競馬ができる器はある。鞍上和田Jは中距離の名手。ひょっこり馬券内に割って入る可能性は充分あり、この想定なら配当が跳ねる。

ABOUTこの記事をかいた人

出走馬の馬柱と追い切りを判断材料に展開、馬場を絡めた予想をしています。重賞とメイン前後、裏開催の平場レースをぼちぼち予想していきます。勝負事なので勝敗は大事ですが、それよりも納得した勝負をして公営競技としてレースを観戦できる心のオアシスとして競馬と接していきます。