いつも「陽気な馬券が地球を回す」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
デロリアンです。
かれこれ一か月ほど、ほとんど外へ出れていません。
運動不足なので、先週から毎日5キロほどジョギングしてます。気分は長距離馬。(ふだんまともな運動してない人は5キロでも長距離ですから!)
コロナウィルスの蔓延。いったいいつになったら収束するのか。お花見気分で緩んだ自粛ムードは小池知事の会見から一気に元通り。仕方ないですね。
今週はG1 高松宮記念が開催されますが、無観客のG1。ゴール前に歓声のないG1は異様な光景となります。
競馬=ギャンブルという本質がある以上は、殊勝な趣味とは言えないかもしれませんが、それでも毎週楽しみにしている競馬ファンは少なからずいるわけで。娯楽は一般市民の心の拠り所。せっかくやるなら楽しんでやりましょう。
日経賞、毎日杯の予想です。
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最終予想 日経賞 (2020)
好走した高齢馬=リピーター
基本的には若駒、特に4歳世代の活躍が目立つレースで、高齢馬で馬券に絡んだ馬は2012年に大穴を空けたネコパンチ以外はすべてリピーター。
リピーターではないネコパンチも中山2500mの勝利経験を踏まえると、中山の非根幹距離というカテゴリーは得意と見ていいでしょう。
2年前このレースを勝利した7歳馬のガンコは近走の戦績がさっぱりだけど、この条件には該当しています。
脚質:先行力重視
昨年は豊さんが逃げて馬群凝縮でしたが、今年はヤマカツライデンが出走である程度離して逃げる想定。追い込み脚質やテンが遅い馬の好走は厳しい展開の見込み。さすがに飛ばしていくヤマカツライデンが逃げ残るとは思えませんが、2番手付近で競馬ができる馬か好位置で運べる差し馬に向く展開となりそう。
◎スティッフェリオ
2019オールカマー時の見解:
このメンバーで単純な能力比較では当然レイデオロが抜けて強い馬ですが、福永JKに乗り替わりと目標はまだ先の場面では、昨年と同様に勝ち切れるかは少々疑問が湧くところ。ウインブライトは海外G1勝利と連勝で大人気ですが、そもそも得意中山とはいえ1ハロン延長の2200mは初めてですし、得意なのは中山の内回りであって外回りではありません。叩き良化型のこの馬がいきなりこの人気で買えるか、というとやはり違う気がします。
中山の芝は先週のセントライト記念のリオンリオンの勝利のように相変わらず前が残る馬場で、後方から差し込む馬には辛い展開が待ち受けている事を踏まえると、地味ですが能力のあるスティッフェリオが展開利を活かして粘りこめるシーンはあると考えます。
メンバーを見渡しても今回逃げるのはこの馬くらいしかいません。丸山JKがエプソムカップで逃げたサラキアみたいなイメージで乗れれば、馬場を味方に一発はあるでしょう。
3走前天皇賞秋は格上相手を追走した分で大敗。2走前有馬記念はハイペース2番手競馬で前総崩れで無理競馬。
前走AJCCは本来なら巻き返す局面のはずが厳しい競馬の反動なのか仕上がりイマイチの凡走。
今回も最終追い切りからは疑心暗鬼ですが、中間も含めれば前走よりは多少やれそうで、最近登り調子の田辺JKが中山で走る期待もあり…馬場悪化消耗戦で自己条件、ヤマカツライデンが飛ばしていく展開を番手からマイペースなら残り目はある。適度に馬柱が汚れて人気的にも買い時。
○エタリオウ
ジャパンカップ時の考察:
好材料:実績上位、府中巧者の鞍上
無冠の帝王、シルバーコレクター。最強の1勝馬の汚名返上を謀りたいところです。この馬の2着づけの馬券を買う人は多いかもしれませんね。青葉賞2着、ダービー4着、神戸新聞杯2着、菊花賞2着…クラシックの王道路線を駆け抜けた中で、勝利こそ掴めませんでしたがしっかりと結果を残してきました。近走は4着→9着→5着と結果が伴わなくなっており、馬がやる気を無くしてしまった、もう終わった馬、という意見もネットで散見されますが、個人的な考えでは決してそんな事はなく、これは極端な脚質と気性に起因しているものと考えています。ステイゴールド産駒に気性難、といういかにもな感じですが、これは的を射ていると思いますよ?
菊花賞でしっかりと差をつけたように、少なくとも末脚勝負でユーキャンスマイルに負けるような馬だとは思わないのですが。本当にこの人気で買えるんですかね。実績が示す通り、東京コース巧者ですよ、この馬は。今回も継続騎乗するのは秋競馬絶好調の府中巧者典さん。典さんの神騎乗パターンはこの「継続騎乗」が肝で、馬の気持ちを理解して乗り方を教えて、すべてを知った上でその馬の最大限のパフォーマンスを発揮するのが持ち味のジョッキーです。さて、今回も後方ポツンなのか、あっと言わせる騎乗をするのか。思い切って逃げ、というのはどうでしょうか。
不安材料:気性難、脚質、ポツン
好材料全部が不安材料ですね(意味不明)スタートで後手を踏んでもダメだし、後方ポツンはさすがに届かない。もの凄い脚でぶっ飛んできて、やっぱり今回も2着、という絵が浮かびます。馬の能力評価としては長距離菊花賞、天皇賞春で結果を残しており、それまでの重賞のシルバーコレクトを見ても能力上位です。菊花賞でも天皇賞でもユーキャンスマイルには先着していますし、この人気は舐められすぎです。
そもそも横山典JKは継続騎乗でこそ本領発揮できる乗り手で、神騎乗は馬とのコンタクトを入念に深めて馬の全能力を引き出すものです。
エタリオウは前任ミルコ・デムーロによる極端騎乗で乗り難しい癖馬となっており、テン乗り宝塚記念の惨敗は頷けますし、前走の京都大賞典は得意のポツンで無理な位置から直線だけで上がり最速で5着まで詰めたのは使える脚を測ったものでした。ここ2戦の騎乗で鞍上が馬の能力を手中に収めてるとすると、今回激走の可能性は充分に秘めています。
末脚一閃に賭けると到底無理なレースですが、捲る競馬も出来る馬ですので、鞍上が勝負に出るのであればまったくのノーチャンスではないと思います。
3歳時は将来大物に化ける予感を漂わせた実績の持ち主。
2走前ジャパンカップは内有利馬場の中で外を回すバイアス不利で凡走…ですが、内ラチ競馬が上位を占めた中での7着入線は見所がある競馬でした。
前走有馬記念は先行馬が崩れる展開で、そこを先行しての敗戦も仕方はないです。
勝ち負けする能力、可能性は常に秘めている馬で、近走の格上相手の戦績で皆が懐疑的になるのであれば昨年好走のこの舞台で狙い目と見ます。
▲ミッキースワロー
AJCC4着時の見解:
ブラストワンピースは有馬記念馬で当然実力はありますが、その実力がいつも出し切れない馬。ましてや凱旋門賞大敗明けで、それでも人気して、というのは頭では買いづらいです。
ミッキースワローは近走は末脚一閃、というのが開催最終の中山の差し馬場にピタリとハマりますし、前残り決着だったオールカマーでも最後に突っ込んできたように能力はここでも上位。中山の鬼典さんに手替わりでいよいよ獲りにきた感がありますし、ここは連帯は外さない見立てです。
結果としてはマイネルフロストの落馬の影響をモロに受けるかたちで圏外4着でしたが、不利あった展開+馬場悪い外を回して前有利馬場を最後まで追い詰めた4着は価値ある内容と判断します。
ただ、この馬はどちらかといえば良馬場でこそ本領発揮できる馬で、実際に馬場悪化した有馬記念では2桁着順の凡走。比較的前目で追走すれば誤魔化し効きそうですが、馬場悪化しても大人気するなら3番手評価。
☆(大穴)ガンコ
腱鞘炎明け前走京都威年は9着と凡走していますが帰厩あとに脚部不安で再仕上げという言い訳。そもそもこの馬は言い訳をすればキリがありません。
2018天皇賞春 勝ちにいく競馬+距離の壁
2018オールカマー 休み明け凡走
2018アルゼンチン共和国杯 早い馬場合わず6着健闘
2018ジャパンカップ アーモンドアイレコード勝利の不向き高速馬場+クラス負け
2019日経新春杯 掛かったロスで直線手応えなし
2019巴賞 59キロ酷斤量+距離短い
昨年の日経賞以来、不向き、不運ばかり+まったく自己条件を走らせてもらえていません。
元々叩き良化タイプで今回良化見込みで、CWコース79秒台の時計は2年前勝利したこのレース以来のデキ!リピーターが実績あるこの舞台、復活があるならここでしょう。
◎スティッフェリオ
○エタリオウ
▲ミッキースワロー
☆ガンコ
◎ 単勝
◎→〇▲(☆) ワイド/馬連
最終予想 毎日杯 (2020)
○アルジャンナ
デビュー戦は阪神2000mで上がり33.6は大物感を漂わせましたが、蓋を明けてみれば昨年の阪神は高速馬場で、そこを上がり33.7を繰り出したアカイイトは1勝クラスでもたつき、上がり33.8のエリカ賞2着チュワノキセキも1勝クラスを抜け出せず、という微妙な戦績。
きさらぎ賞は上がり最速33.7を繰り出すも前が止まらず差し切れずの川田JKのやらかし騎乗。
東スポ杯で敗戦したコントレイルはG1ホープフルSを圧勝したものの、その馬とは5馬身あったことを考えればそこまでこの馬を信用することはできず、更には道悪条件で信用しきれるか+剛腕ヒューイットソンJKで人気被るなら今回も多少眉に唾をつけて見るべきでしょう。
◎テイエムフローラ
新馬戦、京都内回りで4コーナー10番手から一気の差し切り。その負かした相手は未勝利脱しておらずこの馬もたいしたことない馬、という結果の可能性もありますが、1勝馬の怖さは先週の12番人気アブレイズの勝利で思い知らされたはず。
雨予報なら新馬戦不良馬場で勝ち切った実績と間隔5か月半の成長に期待してみたい。
◎テイエムフローラ
○アルジャンナ
◎ 単勝
◎→〇 馬連
2020/3/28 注目馬
阪神11R サヴィ
前走は日本競馬に適性ないミナリクJK+前が潰れる展開。スムーズ先行策でダート戦を主場とする中井JKで、本領発揮なら能力的には足りる
日経賞、毎日杯の予想は以上となります。
ツイッターはぼちぼちやってます (DeLorean9800)
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