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デロリアンです。
今回はファルコンSの枠順確定前の週中の注目馬の考察です。
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ファルコンS (2019) 予想オッズ
ミスターメロディやボンセルヴィーソ、ヤマカツエースといったのちの重賞戦線でも活躍できる馬を輩出するレースですが、毎年波乱決着傾向のレースです。今年もどんぐりの背比べで抜けた馬がいないことを考えると、大波乱まであっても全然不思議ではないですね。
中京 芝1400m コース傾向
タフな中京コースはダートでも走れそうな馬と相性がいいイメージを持っています。
開催時期が影響するのか前残りが結構多いレースですが、差し馬も突っ込んできますしこれは展開次第でしょう。
前走朝日杯FS組でタコ負けした馬の巻き返しが良くあり、早い時期にG1出走できただけでも他馬より少し上、ということでしょうか。
今年はイッツクール、ドゴールの2頭が該当。この2頭には追風ですね。
ステップレースの振り返り
【マーガレットS】
12.3 – 11.1 – 11.2 – 11.1 – 11.3 – 12.1
前３ハロン 34.6
2着のイッツクールは内目から切り返すのに手間取った分があり、追い出しのタイミング次第ではもう少し勝ち馬に迫れたように見えます。ただ、少頭数で捌けなかった馬が多頭数で捌ける、とはとても考えづらいです。
3着のシングルアップは外を回る競馬で勝ち馬から離されること0.5
この馬にとって+17キロでここまでやれたのは収穫だと思いますが、戦績を見ても強いところに当たると全く走れていないところを見るとこのレースのレベルがいかに低いかが読み取れます。
ただデビューから２戦1400mで勝ちきっており、1200mだと多少忙しいのかもしれません。
4着のスタークォーツ 6着のブリングイットオンは6頭立てレースでこの結果だと今回は厳しそうです。
【クロッカスS】
12.4 – 11.2 – 11.9 – 12.5 – 11.7 – 11.0 – 11.5
前半3ハロンは 35.5
3着のドゴールはこのとき+10キロでいつもの後方競馬ではなく前につけた競馬で勝ち馬から0.2差。これは乗り方を試したのかもしれませんね。
2着のルガールカルムが先日のアネモネSを勝利したことを考えるとこの太めお試しでこの差なら仕上げてきての巻き返しは有り得るでしょう。
むしろ前走の敗戦で人気落ちなら買いと見ます。
7着のジャカランダシティは+22キロで成長分というよりは緩かった、と見るべきでこのレースの内容は度外視してもいいのかなと思います。
2走前にきっちりOPレース(とは言っても実質500万下と差のないレベルですが)を勝ちきっており、ヨハネスブルグ産駒という点もタフな中京のコースに合いそうです。
【アドマイヤマーズとの比較】
ダノンジャステイス (デイリー杯2歳S 0.8差)
万両賞で惜敗ジュランビルがフィリーズレビュー好走した点は気になりますが、前走の500万下で単勝1倍台に推されてまったくいいところのない5着。
ダノンの馬に川田JKが乗らない、という点もあまり陣営の本気度を感じませんし、人気するほどの信頼性はないです。
ドゴール (朝日杯FS 差 2.1)
左回り良績が多く右回りが苦手だった、で度外視するにしても流石に負けすぎなのは気掛かりです。
イッツクール (朝日杯FS 差 1.7)
逃げてこの結果なので仕方ないですが、それでも能力があるなら掲示板ぐらいには残って欲しいところ。つまり能力面足りない、という判断です。
ハッピーアワー (デイリー杯2歳S 差 0.5)
前で踏ん張ったメイショウショウブからも0.4離されており、その後のシンザン記念でも伸びを欠いて大外を回したマイネルフラップにあっさり差される程度です。ダノンジャスティスよりは上には見れますが、能力面抜けているとは思えません。
ファルコンS (2019) 注目馬の考察
△ドゴール 牡3 56 津村
3走前サウジアラビアRCはグランアレグリア相手に0.6差。このとき前残り展開を後方から追い上げた点は評価でき、着差以上に内容の濃いものだったと受け取ります。
朝日杯唯一凡走した朝日杯FSは右回りが向かなかった、と一応の理由付けは出来るので得意の左回り1400mの今回は注意が必要でしょう。
ただ、後方からの競馬を選択して勝ち切るのなら展開面の助けは必要。
△ジャパンスウェプト 牡3 56 藤岡康
このレースはダートからの転戦組は抑えたく、そんな時に目に付いたのはこの馬。
前走の500万下条件では差し向きの展開とはいえ一頭だけ別次元の末脚を繰り出しており、中山の良馬場ダートで上がり3ハロン36.6！
それも馬群を捌いて出した時計、と考えるとめちゃめちゃ強い内容。
なぜか社台の千葉サラブレッドセールで5400万の値がついた馬。
スウェプトオーバーボード産駒といえばレッドファルクスがいるように芝がまったく走れないということはないでしょう。
△グルーヴィット 牡3 56 北村友
この馬もダート戦2連勝ですが父ロードカナロア、母父スペシャルウィークはどう考えても芝の血統。
大したメンバーがいないですし芝適性さえあればチャンスはあるでしょう。
あとは電気グルーヴのサイン馬券w
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