【枠順確定前】ヴィクトリアマイル 有力各馬の見解 (2018 競馬予想)

今週末は毎年大波乱のヴィクトリアマイルです。過去には1000万円以上の好配当も飛び出しており、夢のあるレースとなっております。
まずは登録段階での有力各馬の考察をしていきたいと思います。

リスグラシュー 牝4 55 武豊 2.9 1
アエロリット 牝4 55 戸崎圭 5.0 2
ミスパンテール 牝4 55 横山典 5.4 3
アドマイヤリード 牝5 55 Mデムーロ 5.8 4
レッツゴードンキ 牝6 55 岩田 9.3 5
ソウルスターリング 牝4 55 ルメール 10.4 6
レッドアヴァンセ 牝5 55 北村友 21.7 7
デンコウアンジュ 牝5 55 蛯名 22.8 8

G1馬が6頭(1頭は地方G1)と豪華なメンバーが揃いました。安定感抜群のリスグラシューが人気を集めそうです。次点でコース実績があり復調気配のアエロリットか。

人気を見てもわかるとおり、上位人気馬は大混戦。今週からBコース替わり、というのも予想を難しくさせます。

有力各馬の現時点の見解

リスグラシュー 牝4 55 武豊 2.9

マイルで大崩れはなく鞍上も競馬の天才。安定感、という意味ではこの馬が一番だと思う。東京新聞杯では牡馬相手に馬群を割って来ての1着、中山牝馬Sは叩き仕上げで展開向かない中勝ち馬とは着差の3着。

ただ今回勝ちきれるか?と言われると、どうしてもシルバーブロンズコレクター感が否めない。
あとは武豊は2週間の騎乗停止明けで勘が鈍っていないかどうか…さすがにプロだからそんなのは克服してくるでしょ、と普通なら考えるところだがG1という大舞台でメンバーも揃っている中、一瞬の仕掛けのタイミングで勝敗が決する場面で咄嗟の反応できるかですね。どうなんでしょう。

スポーツや楽器も1日練習しないと3日分下手になる、と言いますし。

アエロリット 牝4 55 戸崎圭 5.0

昨年は同舞台でNHKマイルCを前目から押し切り完勝。秋華賞こそ着外に敗れたが、前走中山記念ではしっかり立て直してきた。

時計面の実績もあり、馬の能力は足りている。

ただ、ここに来ての鞍上手替わりはどうなんでしょう?今までの結果は明らかに典さんだからこそ、の勝ちっぷり。元々気性の荒い馬で直線抜け出すとソラを使う癖があり、そこを理解している典さんが上手くエスコートして結果を出してきた。

戸崎選手(他のジョッキーでも)が同じことを出来るのか、と言われるとそれは違う気がする。

特に近走乗りへぐりが目立つジョッキーだけに軸にはしづらい。

ミスパンテール 牝4 55 横山典 5.4

典さんはお手馬アエロリットを選ばずにこちらを選びました。これはもう本命視ですね。

流石に早計かとは思いますが、チューリップ賞で馬券を買ったときから応援しているこの馬と大好きな典さんのタッグなので、収支度外視でこの馬の応援馬券は買うつもりです。

で、馬のほうですが、近走は4連勝(うち重賞3連勝)と勢いに乗っています。前走の逃げについて「いろいろ試してみたかった」と典さんらしいコメント。これが吉と出るかはわかりませんが、馬群を割ってくる根性に脚質の幅を持てた、と見るなら今回の強いメンバー相手に通用しても。

ただ、前走は明らかに展開に恵まれた勝利であり、今の高速馬場に対応出来るかどうか。

左回りの実績がないのも気になるところ。

アドマイヤリード 牝5 55 Mデムーロ 5.8

昨年の当レースの覇者だが、その後がいまいちパッとした結果を残せていない。ただ前走阪神牝馬Sでは後方の馬に厳しい展開の中でよく差を詰めた。

リピーターとしての台頭は考えられるし、一度叩いて状態を上げてくるのなら鞍上も鞍上なので注意したい。
ただ、時計勝負には向かなそう。

レッツゴードンキ 牝6 55 岩田 9.3

若駒の頃には桜花賞こそ制しているものの、過去に出走した2回のヴィクトリアMは共に2桁着順。
歳を重ねて母マルトクのスプリンター、ダート寄りの能力が開花しており、今マイルで好走するというイメージが湧かない。

どのような人気、枠、仕上がりでもこの馬は今回バッサリと切りたい。

ソウルスターリング 牝4 55 ルメール 10.4

阪神JF、優駿牝馬を制したのちに果敢に古馬G1王道ローテに挑戦したもののまったく歯が立たず。前走はそこから比べると相手弱化だったがまったく見所なく凡走。

常に人気先行型で今回も復活を願うファンである程度馬券は売れそう。そうなると手を出しづらい。もう一度それなりの結果を出すまでは見限りたい。

想定段階での人気上位6頭を見ていきました。上位人気馬は確かに強いのですが、各馬不安材料があり。逆の見方をすればどの馬にもチャンスがありますね。

枠順確定前 注目馬

今の時計の早い馬場にマッチするディープ産駒には注目したい。

カワキタエンカ 牝4 55 ○○ 25.1

近走の内容がめちゃめちゃ強い。特に前走は負けて強しの内容で、早いペースで逃げて最後に差されてしまったが、それでも2着に踏ん張れたところは評価するべき。

初めての東京コースを不安視されて舐められたオッズなら強めの印を打ちたい。問題は斤量と誰が乗るのか。

現時点の穴軸候補。

ジュールポレール 牝5 55 幸 45.4

リピーターの観点からは昨年の3着は実績があると見ていい。荒れるレースではこういう馬が穴を開ける。

ひと雨降って多少馬場が渋ったら、と注文が付くが、この馬も注目したい。

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ABOUTこの記事をかいた人

出走馬の馬柱と追い切りを判断材料に展開、馬場を絡めた予想をしています。重賞とメイン前後、裏開催の平場レースをぼちぼち予想していきます。勝負事なので勝敗は大事ですが、それよりも納得した勝負をして公営競技としてレースを観戦できる心のオアシスとして競馬と接していきます。