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デロリアンです。
今回はフェブラリーSの枠順確定前の週中の注目馬の考察です。
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フェブラリーS (2019) 予想オッズ
インティ 牡5 57 武豊 野中 2.6
ゴールドドリーム 牡6 57 ルメール 平田 2.8
オメガパフューム 牡4 57 Mデムーロ 安田翔 4.2
コパノキッキング セ4 57 藤田菜 村山 10.2
サンライズノヴァ 牡5 57 戸崎圭 音無 13.8
サンライズソア 牡5 57 田辺 河内 15.1
ノンコノユメ セ7 57 内田博 加藤征 20.7
ユラノト 牡5 57 福永 松田 36.8
連勝でここに駒を進めたインティ
今年は強い4歳ダート世代の中でも上位に位置するオメガパヒューム
それを王者ゴールドドリームが迎え撃つ、という構図です。
ただ、競馬界の話題的に1番の目玉はコパノキッキングの手綱を取る初の女性騎手G1出走、藤田菜七子JKですね(●⁰౪⁰●)
ルヴァンスレーヴが出走しない点を除けば、G1に相応しい顔ぶれが揃った楽しみな一戦です。
東京 芝1600m コース傾向
とにかく外枠有利なコースでスタートの芝を長く走れる分と被される心配がないのが利点。チャンピオンズカップの中京のダートと違って外を回ったとしても直線勝負でなんとかする、で実際に差し届くパターンが多く見受けられます。
昨年は
◎インカンテーション
○ゴールドドリーム
で単勝と馬連を持ってゴール前にノンコノユメが飛んできて差される、という紙一重で本線馬券が不的中。ワイドで元返しで楽しむだけでした。
基本的には上位人気で決着することが多いのですが、1番人気が勝ち切るかというと否。
今年は想定1番人気インティが逃げきれるか、注目ですね。
フェブラリーS (2019) 注目馬の考察
▽インティ 牡5 57 武豊
【揉まれるとハテナ】
以下は東海S時の考察。
条件戦はいずれも逃げ楽勝、先行楽勝のぶっちぎりの大差勝ち。
2018/7/15 の500万条件で中京ダート1800を走っており勝ち時計は 1:51.3
ちなみに昨年の東海Sのテイエムジンソクの勝ち時計は 1:51.8馬場状態も展開も違うので単純比較はできないかもしれませんが、それでも相当能力がないと出ない時計でしょう。
さらに付け加えるなら前走の1600万下で出した走破時計
京都ダート1800 1:49.4
これは稍重馬場を考慮しても破格の時計。
現状では極端な大外枠に当たらない限りは普通に勝ち負けできるだけの能力を有しています。おそらく圧倒的1番人気に推されるでしょうが、下手に逆らわないほうがいいですね。
すんなり逃げてしまえばぶっちぎって圧勝までありますが、今回はアンジュデジール、スマハマ辺りに突つかれれば厳しい競馬になります。
包まれる競馬は経験がなく、万が一被されればどうなるかはやってみないと判りません。
OPの壁、というのは必ず存在しますし条件戦上がりのこの馬を単勝1倍台のダントツ人気で頭で買う必要はないと思います。
連勝街道を突き進む中で毎回後続に大きな差をつける勝ちっぷりと、ノーステッキでぶっちぎった東海Sは横綱相撲とも取れる勝ち方でした。実際に想定ではゴールドドリームを抑えて現在1番人気。
すんなり逃げが打てればここでも勿論有力ですが、東京ダートマイルは差しが決まる舞台ですが果たして逃げきれるのか。これまで揉まれる競馬を経験していないこの馬が内枠を引いて揉まれる競馬ともなれば思わぬ敗戦はあるのかもしれません。サクセスエナジー辺りが絡んできそうですし。
レジェンド武豊JKならそんなポカをするのは考えづらいのですが…昨年のテイエムジンソク臭がしないでもないです。
★ゴールドドリーム 牡6 57 ルメール
とにかく強いところと戦って堅実な戦績を残しています。
昨年の勝ち馬で、去年は地方での敗戦もあって8番人気での勝利。このときに買いたかったな…そんな風に昨年は地方で敗戦して中央でオッズを落として好走する、という馬券的には非常に有難い馬だったのですが、
今年は地方もしっかり好走しておりここでも想定で人気上位。今年絶好調のルメールが跨り、兵庫マイルCSで叩いて状態は上昇、中央では右回りも左回りも安定して入着、
と粗探ししようと思いましたがまったく隙がない印象。前走の兵庫マイルCSはルヴァンスレーヴ以外は大したことないメンバー相手だったこともあって
本気仕上げではない状態で挑んで2着なら、まったく悲観する内容ではないでしょう。今回もかなり堅実に走ってくれると思いますよ。
結果としてチャンピオンズカップは頓挫あり(筋肉痛)回避、そこからここを目標に調整している点は予定通り。東京大賞典を使ってのローテーションは悪くなく、一週前からルメールが調教を付けているあたりにも本気度を感じます。
以前はダートスタートが下手で馬券外に取りこぼすことがありましたが昨今は不得手な地方の砂でも好走しているように、安定感が増してきました。
東京コースならスタートで後手を踏んだとしてもリカバリーは効きますし、馬券を外したことは有りません。
普通に考えるのならここでは最上級の能力を有していると見るのが妥当で最も軸馬に相応しい評価です。
勝ちきれないキャラでもあるので馬券的には最後の最後で何かに差されることを念頭に馬券を組みたいと思います。
△オメガパフューム 牡4 57 Mデムーロ
【左回り手前に不安】
前走JBCクラシックは和田JKの好騎乗と差し向きの展開の助けもありましたが、最後まで脚を伸ばしての2着。
あと50mあればケイディブレイブを差し切っていた勢い。3歳でこれだけの走りができるのであれば、成長次第では上位勢に割って入る能力はあり。あとは展開次第か。
ただし、この馬もルヴァンスレーヴと同じで今回56キロを背負うので、多少の割引は必要。
その後の年末東京大賞典でゴールドドリームを打ち破ったように能力はG1級で問題ないのですが、左回りは手前を替えない癖がありそれが加速を鈍らせる要因となっています。
今回もそれが出てしまえばMAXパフォーマンスは期待できず。
G1キラーのミルコデムーロなので注意は必要ですが、悪癖が出れば勝ち切るのは難しいと捉えます。
評価保留 コパノキッキング セ4 57 藤田菜
【過剰人気】
前走武蔵野S時の考察。
前走カペラSはサイタスリーレッドが引っ張る早い流れを後方で脚を溜めて大外ぶん回しで差してきた内容は、なかなか強い内容だったと思います。
が、そもそもこの馬は1200mのスペシャリストで1400mは長いのでは?と考えています。
実際に大阪スポーツ杯ではたいしたことないメンバー相手にデムーロJK鞍上で馬券外。前で逃げるか後方で外から捲るか、という競馬を選択しているように揉まれるのがNGの馬で、マーフィーJK鞍上である程度位置を取っての競馬をされると持ち味は活きないでしょうし、夏からの使い詰めも気になります。今回人気するようなら嫌ってみたい場面です。
前走武蔵野Sのレース後にマーフィーJKが正直に告白したように、マイルはノー、この馬の適正は1200mあたりでしょう。
距離延長と藤田菜七子JKによる話題で過剰人気、となると普通ならあまり買いたいような馬ではありません。有馬記念のオジュウチョウサン同様、単勝はかなり売れそうですね。
ただ、初の女性騎手G1参戦で万が一初勝利、なんて事になったときにこの馬を買っていた、といえば大威張りですしハズレても酒の肴にはなるでしょう。
絶対に勝てない馬ではないですし、競馬を楽しむ意味なら買って応援したいです。
▽サンライズノヴァ 牡5 57 戸崎圭
【前哨戦の謎敗戦&鞍上の差し馬のアレ】
チャンピオンズカップ時の考察。
直線一気が向かない、1800mの距離はこの馬にとって長いの2点で今のところは消しです。
砂を被るのは×で内から器用に捌くこともできず毎回外から差すこの馬にとって、中京コースは鬼門であり
よほどの差し向き展開にならない限りは直線に入った時には既に手遅れ、と見立てるのが妥当でしょう。
根岸S時の考察。
なにより決め手自慢。豪快な末脚はG3クラスのこのメンバーでは最上位。
スンナリ外から追い込めれば最後しっかり届きますが、逆にそれが叶わない場合は極端脚質故に不利を強いられる面もあり。実際に欅S、オアシスSは展開不利の面が出ての2着止まり。このときの勝ち馬ドリームキラリ、ルグランフリソンはその後に重賞で好走しておりますがそこまで強くはない馬…
前走チャンピオンズカップ6着は後方追い込みでは展開的に限界。
スンナリ外に持ち出せればG3くらいならあっさり勝てる馬ですが、昨年もノンコノユメにしてやられていますし。外枠を引いたなら馬券圏内は信用していいと思いますが、外追い込みしかできないこの馬が内枠に入って戸崎JKはきちんとこの馬の特性を理解した乗り方でやってくれるかどうか。
前走の不発根岸Sは特に前が詰まるわけでもなく、いつも通りの大外から伸びあぐねる敗因不明の嫌な感じの負け。休み明けで走れない馬でもありませんし、差し切れないからヤラズ、という性格の鞍上でもなく。
そうなると心配なのは精神面。気持ちが切れてしまった馬が突然の凡走から一線級で勝ち負けできなくなる、というのはよくある話で。
というかこの馬はMAXパフォーマンスでも上位の一線級相手に勝ち負けに加われるかどうかは怪しく、元々G3レベルやオープン競争で弱いモノいじめしてた馬ですからね。
鞍上は基本的には差し馬でやれない戸崎JK。あっても3着程度の能力なら軽視でいいでしょう。
★サンライズソア 牡5 57 田辺
【気難しさ】
JBCクラシックやシリウスSでは後方脚質が上位を独占する中一頭だけ逃げ粘っている、この点は評価します。
とにかく乗り難しい馬でここ最近はルメールが上手く折り合いをつけて乗っており、JBCクラシック、シリウスS共に差し向きの展開を踏ん張っての入線は力をつけている証でしょう。
ムラっぽい走りですが気持ちよく走って能力を発揮したときはとんでもない強さ発揮するので、先週の京都2歳Sで気性が怪しいクラージュゲリエを乗りこなしたモレイラJKの剛腕なら、一発頭まであっても。
ザ・善戦マンではありますがその内容はいつも相当な強さを感じさせる負けて強しの内容が多く、能力評価では上位人気に引けは取らないと見ます。
1600mはこの馬にとっては多少短いかもしれませんが、過去に武蔵野Sで好走しているように実績のあるコースです。
馬は乗り難しい上に田辺JKも最近は信用ならないですが、関東のジョッキーですしコパノリッキーで制したように府中は知り尽くした舞台。
外国人JK起用ならもっと人気していたと思います。人気の盲点になっていると感じます。
△ノンコノユメ セ7 57 内田博
この馬もサンライズノヴァと同じ追い込み競馬しかできない馬。
JBCクラシックでは最後に凄まじい脚で追い込んで届かずの4着。JBCクラシックは後方の馬が掲示板を独占したように流れが向いただけ、ととれます。
盛岡マイルCSでルヴァンスレーヴに1.4の着差をつけられている点を考えてもこの舞台でその着差を詰められるとは到底思えず。
今回は惨敗してもらって得意の東京コースフェブラリーSに出てきたら考える、でいいと思います。
昨年の勝利以降はパッとしない戦績が続いてますがいずれも地方の短い直線、前残り展開で後方届かずなど言い訳は出来ます。
そもそもコーナーで加速できない馬なので、得意舞台の府中で一変はあります。
ぶっつけ本番のローテーションも輸送の苦手なこの馬にとってはプラスに働く可能性があり軽視は出来ないです。
▽ユラノト 牡5 57 福永
2走前武蔵野Sは久々の競馬と差し向きの流れ
を踏ん張っての4着。前走ギャラクシーSは坂井JKを背に勝ち馬とタイム差なし2着好走。大崩れしない馬ですし、今回はルメール鞍上は勝負気配に映ります。
有力どころが後方でもたつくと好位から押し切れるこの馬に展開がハマる可能性は重々にあり、モズアスコットパターンの乗り替わりで過剰に人気はしますが好走の可能性は高く映ります。
ザ・善戦マン其の二。
流れに身を任せる福永JKに勝負騎乗は期待できませんが前がやり合って潰れる展開になったときに漁夫の利を得てひょっこりと3着、掲示板辺りは確保しそうで…現状切るに切れない、という評価。
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