いつも「陽気な馬券が地球を回す」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
デロリアンです。
今回は有馬記念の全頭考察、第2弾となります。
年内の競馬の開催はホープフルSがG1格上げになり、有馬記念が最後のG1ではなくなりましたが、競馬を長くやっている人にとっては「年末の総決算」として師走の独特な空気の中で開催される印象が強いレースですね。
地上波でもバンバンCM打ってますし、普段馬券を買わない方もこのレースだけは馬券を買う、という方も多いと思います。
競馬初心者が新聞やメディアの印に流されてオッズが大きく歪むレースになります。
馬券を購入するのは自己責任、当たると言われる他人の予想に乗っかるもよし、自分で予想するもよし。
当ブログも完全丸乗りを推奨するものではありません。
(そもそもそんなに当たらないし…)
予想のヒントに役立てれば、これ幸い。
それでは、いってみましょう!
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有馬記念 (2018) ファン投票結果
今回出走するレイデオロはアーモンドアイを抑えてのファン投票1位だったんですね。
戦績を見れば超優等生。当然の結果でしょう。
驚いたのがオジュウチョウサン。障害王者への夢への挑戦は競馬ファンの心をがっしりと掴んだのでしょう。
ロマンはありますが、応援するのと馬券で儲けようとするのは真逆の行為ですからね。
ここは冷静に、冷静に。
有馬記念 (2018) 全頭考察②
▽シュヴァルグラン 牡6 57 ボウマン
条件戦から重賞で一線級の馬相手に大きく崩れることもないけど勝ちきれない、そんな馬でした。
そこに名手ボウマンが跨った昨年ジャパンカップは全盛期のキタサンブラック、レイデオロ相手に押し切り、見事G1馬の仲間入り。
福永JKだから勝ちきれなかった、という意見は良く耳にしますが、そつなく乗れる福永JKだからこそここまで安定した戦績だと思いますし、脚質転換して先行競馬を教えたことも、その後の結果に大きく貢献しています。
いかにもな叩き良化らしい戦績で、前哨戦は叩き凡走→本番メイチ激走がお決まりのパターンです。
今年は大阪杯叩き凡走→天皇賞春激走
京都大賞典叩き凡走→ジャパンカップ好走
天皇賞春は勝ちパターンに持ち込むも岩田の”トントン騎乗”レインボーライン激走にクビ差敗れたのは仕方ないとして、京都大賞典は相手関係を見るとかなり不甲斐ない結果だし、ジャパンカップは直前でボウマンJKの騎乗停止の頓挫があったにせよ得意舞台であればもう少し3着スワーヴリチャードには着差を詰めていて欲しかった。
代打テン乗りクリスチャン・デムーロのレース時のコメントでは「集中して良い競馬ができました。4コーナーで一度手応えが怪しくなりましたが。直線でまた頑張ってくれました。本当に良い馬です」との事。
実際にコーナーで捲る競馬はそこまで得意ではなく、これまでの戦績は序盤からある程度位置を取っての結果で、昨年の有馬記念3着は不得手コースをピーク時の能力とボウマンJKの剛腕で持ってきたものでしょう。
昨年の勢いから若干衰えが見られるところで中山内回りで勝ち切るイメージはなく、名手ボウマンが完璧な競馬をして3着、掲示板かすめる辺りがやっとかな?と見ています。
当初は引退話も出ていましたが、来年も現役は続行との事。
それならなおさら今回ではなく、好走歴ある天皇賞春までお付き合いは待ってもいいでしょう。
-スマートレイアー 牝8 55 戸崎
常に強い一線級と戦ってきたし毎度高齢馬とは思えない追い切りを披露します。
昨年は京都大賞典でシュヴァルグラン相手に勝利、エリザベス女王杯でモズカッチャン相手に0.3差、年末は香港遠征5着、と牝馬古馬としては充実した内容でしたが、今年は常に着差1.0付近での入線で折り合いも怪しくなっており、京都大賞典で弱いメンバー相手に大敗、牝馬限定のエリザベス女王杯9着からでは流石に今回買える要素はありません。
2018年はいつも同じ事を言っていますが芝で後方競馬の戸崎選手ならなお、買う必要はありません。
★パフォーマプロミス 牡6 57 Cデムーロ
今年はハンデ長距離重賞を2勝し活躍を見せましたが、それは単にこの路線が手薄でG3レベルの空き巣レースを勝ってきただけに思えます。
宝塚記念は馬場を苦にしたのと関西遠征戸崎JKの酷い騎乗で必要以上に負けています。
ただ、昨年の有馬記念前日に同コースで開催されたグレイトフルSではハンデ56キロを背負って勝ち時計 2:34.1
翌日のキタサンブラックの勝ち時計 2:33.8
この0.3差は充実期の今なら足りてしまいそうですね。
脚質的には器用なタイプで立ち回り勝負には向きそうですし、父ステイゴールドもこの舞台を得意にした馬。
アルゼンチン共和国杯から一旦外厩NFしがらきで乗り込みここに挑む余裕あるローテーションも今年のトレンド。
現状の人気のまま推移するなら配当的にはかなり面白い一頭となりそう。
▽ブラストワンピース 牡3 55 池添
菊花賞は極端な展開に泣かされて0.4差ので負け、ダービーも不利がなければ馬券圏内までは届いたかもしれません。
ただ、それがこの馬の実力。結果至上主義の競馬において
強い3歳世代の中で中の上、くらいのイメージ。
前走は内枠を台無しにするような騎乗をしたここ最近いいところがない池添JKも非常に買いづらいですし、距離2500mもこの馬には長い印象、急坂中山コースも好走する姿は描けません。
-マカヒキ 牡5 57 岩田
3歳時はキレッキレの競馬でダービーを制しましたが、近況は高速決着には付いて行けず、むしろ時計のかからない展開で好走する、という状況。
凱旋門賞チャレンジから日本競馬に対応できなくなり、現在は適距離の天皇賞秋ですら掲示板付近がやっと。
今回は更に距離が伸びるので厳しい結果が待っていそう。
第2弾、楽しんでいただけましたでしょうか。
次回はいよいよ第3弾、レイデオロが登場します。お楽しみに!
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