【全頭考察①】有馬記念 (2018) 無料競馬予想

いつも「陽気な馬券が地球を回す」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
デロリアンです。

いよいよ年末の大一番。今回は有馬記念のレース展望と各馬の考察記事となります。
今回は3部作で全頭お届け!の第1弾。

毎年名勝負が繰り広げられるレース。昨年はキタサンブラックの感動の有終の美を飾りました。
過去にはオルフェーブルが圧巻の8馬身差というのもありましたね。

デロリアンが競馬を始めるきっかけとなったレースも、実は有馬記念です。

そのレースは…2015年。
ゴールドアクターが勝利を飾るレースですが、メディアの注目といえば

葦毛の怪物、ゴールドシップの引退レース。

その特集番組だったかな?とにかくやんちゃで自由奔放なこれまでの姿に、一気に虜になりました。
特に印象に残ったシーンは、宝塚記念では歴史的な立ち遅れで惨敗。

それでも愛された名馬は、ラストラン有馬記念、1番人気8着。それでいいと思います。

競馬の楽しみ方は人それぞれ。儲けたい人、好きな馬を応援したい人、十人十色の予想。
自分の楽しみ方を見つけましょう。

今年の有馬記念は、好きな馬を買いますからねッ!

 

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有馬記念 (2018) 特別登録馬

2018年のG1で名勝負を繰り広げた超超豪華メンバー。

昨年はジャパンカップで最後まで食い下がりキタサンブラックに先着したレイデオロ
超絶レコードのアーモンドアイに敗れたものの、こちらも超時計で駆け抜けたキセキ
未完の3歳馬ブラストワンピース
障害王者だが7歳で新たな挑戦に挑むオジュウチョウサン

他にも目移りしてしまう名馬揃い。

正直、昨年の有馬記念と比べると若干メンバーレベルは劣りますが、
楽しみであることに変わりありません。

なおハッピーグリン、プラチナムバレット、ベイビーステップが現時点で除外対象となっています。

中山 芝2500m コース傾向

トリッキな中山コースを1周半する、馬も鞍上も能力が試されるコース。

昨年こそキタサンブラックが自分のペースに持ち込んでにげきったものの、過去逃げ馬の好走は少なく、
最後直線までに脚を溜めて最後に好位から捲くり差すのが勝ちパターン。

今年もこれといった逃げ馬はいないのでキセキが単騎で逃げて、
先行、好位差し馬がそれを捕まえにいく展開でしょう。

有馬記念 (2018) 全頭考察①

-オジュウチョウサン 牡7 57 武豊

平地競走で結果が出ずに3歳から障害レースに転向、5歳になってから覚醒。
障害レースではG1を含めて9連勝、という偉業を成し遂げました。

ただ、障害のみでは使うレースは限られており、今年に入ってからは7歳にして平地に再挑戦。
有馬記念を目指します、と言って本当に実現してしまったのはドラマティックですね!
これで勝ってしまったりしたらスゴイことです。

障害G1馬、という実績のあるこの馬が500万下条件から歩み始める、これはトップアスリートが中学校の部活から再スタートするようなもの。

500万、1000万はあっさりと勝ちあがり現在障害レースから続いて11連勝中、と本当に波に乗っています。

が。冷静に考えれば現状平地では1600万クラスの馬です。
さすがに一気の相手強化のここでは通用しないだろう、というのが正直な見解です。

今回の相手は平地のプロフェッショナルですからね。
現状1000万を勝ったのは県大会レベル、世界大会には通用しない、と考えるのが普通でしょう。

それでも話題性と、応援で単勝馬券は売れるでしょうね。
もしかしたらオッズも一桁台になるかもしれません。

△キセキ 牡4 57 川田

昨年の極悪馬場の菊花賞を制してその後に海外遠征をしてから、春は折り合いに悩んで苦戦していましたが、
川田JKは強気に前につける競馬でこの馬の新しい持ち味を引き出しました。

ジャパンカップではアーモンドアイが超絶レコードを叩き出したことであまり目立っておりませんが、この馬だってレコードを上回る時計で駆けています。

個人的には単勝を強めに買って、紙くずになってしまった訳ですが…

天皇賞秋は前有利の展開に沿った競馬をしてアルアインをかわして3着に入線。
ジャパンカップは自分のペースに持ち込んだとはいえ、上記の通りのレコード決着激走。

馬場が違うので比較は難しいですが、昨年の全盛期ジュヴァルグラン、レイデオロ、キタサンブラックと一緒に走っても遜色のない競馬をしてくれるだけの実力は兼ね備えている、ということになりますね。

懸念点は右回りコース替わり、秋はじめからの押せ押せ古馬G1フル参戦ローテ。レコード決着の反動の3点。
超絶叩き良化型だとしても、さすがに前走からさらに上積み、というのは考えづらい場面で、走法からは中山内回りは鬼門な気が…

奇跡は起こるか?!

★クリンチャー 牡4 57 福永

近走はフランス遠征でフォア賞は6頭立て6着、凱旋門賞は18頭立て17着、とまったくいいところなし。
ただ、これはフランスの芝が合わなかった、遠征が合わなかった、で片付けてもいいと思います。

天皇賞春ではシュヴァルグランに肉薄するレースを演じましたし、クラシック路線からその能力の片鱗は見せており菊花賞、京都記念、阪神大賞典と強豪と凌ぎを削ってきた馬ですか。

未勝利戦 244倍で勝ったとき、誰がここまでの馬になると予想したでしょうか。

今回の鞍上は今年悲願のダービージョッキーの仲間入りを果たした福永JKです。
G1の大舞台での乗り替わりは本来はマイナス要因ですが、気性の荒いこの馬にとって、当たりの柔らかい福永JKくらいのほうが手が合っているかもしれません。

ひょっこり2、3着に顔を出す穴馬はこの馬なのかな、と見ています。

-サウンズオブアース 牡7 57 藤岡佑

2016年のジャパンカップの2着馬です。それがこの馬のキャリアハイ。
今思えばよくこの馬をキタサンブラックの2着に持ってきたな、と思います。さすがミルコ・デムーロです。

このブログでは何度も口を酸っぱく言っておりますが、馬の主な勝ち鞍ははなみずき賞(500万下)です。
ピークを完全に過ぎたこの馬に期待するのは難しいのですが、G2程度で時計のかかる馬場ならまだ一発はあるかもしれません。

たださすがにこの舞台での好走は?最近G1で連続で穴を空けている藤岡祐JKが不気味ですが、一発狙った騎乗をしたとしてもそれに応えるだけの能力はもうないと思いますが。

▽サクラアンプルール 牡7 57 田辺

やはりこの馬に似合うのは白帽子。インで溜めて溜めて直線でズドン!という小回り巧者。
以前から外枠で凡走して人気を落としたときに好走する気があります。

昨年の有馬記念は16着と惨敗しましたが、これは大きな不利があっての結果。蛯名JKは激おこプンプン丸でしたからね。
今年は宝塚記念よりもメンバーが揃った超ハイレベルな札幌記念で、勝ち馬サングレーザーから0.4差の6着は大健闘の類。
天皇賞秋は不得手外枠で不得手大箱の東京コースで終始外を回してレイデオロと0.8差、これもむしろ走れた方。

これまで常に強いメンバーと当たってそこまで大きくは負けていないことを考えると、大得意な中山コースで一変すれば思わぬ穴を演出する可能性はあります。

ただし、その条件は絶対に内枠を引くこと。
白黒帽子意外のカラーに染まったら、手を出してはいけないと思います。

-サトノダイヤモンド 牡5 57 アヴドゥラ

2016年は菊花賞を制した勢いに乗って、暮れの有馬記念で最強馬キタサンブラックを打ち破りました。

翌年の春は始動戦を単勝オッズ 1.1倍で快勝、天皇賞春はキタサンブラックと再び対峙してレコード決着を惜敗。

そこまではエリート路線だったのですが、フランス遠征では世界の壁にぶち当たり、そこから戦績も混迷。
海外遠征の反動もありますが、早熟ディープ産駒特有の一気の能力の衰えでしょう。

京都大賞典はなんとか勝利していますが、どスローの展開と相手が単純に弱かっただけ。
2着馬は1600万条件を勝ちあがったばかりのレッドジェノヴァですからね。

ジャパンカップでも手も脚も出なかったように、もうピーク時の輝きは完全に失われています。
一度終わったディープ産駒は基本的には復活はしません。

今回が引退レースでファンの多い馬なので馬券は売れて穴人気するでしょうが、私はたとえ100倍越えだとしてもビタ一文買う気はありません。


第1弾はここまで。週末の楽しみに向けて、ワクワクしながら過ごしましょう!

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出走馬の馬柱と追い切りを判断材料に展開、馬場を絡めた予想をしています。重賞とメイン前後、裏開催の平場レースをぼちぼち予想していきます。勝負事なので勝敗は大事ですが、それよりも納得した勝負をして公営競技としてレースを観戦できる心のオアシスとして競馬と接していきます。