春のG1ラッシュも一段落、ということでいよいよ夏競馬が始まります。
今回はこの「夏競馬」とその馬券の付き合い方の話をしましょうか。
そもそも夏競馬って何?
夏競馬とは6月下中から9月上旬まで開催されるローカル開催での競馬です。
中央競馬、といえば東京・中山・京都・阪神この4つの競馬場が主要となっておりますが
夏競馬は北海道や小倉などのローカル競馬場のレースがメインになります。
特徴としては、芝の質が違ったり、直線が短い小回りコースだったりと、
適性が問われる舞台での戦いとなります。
また、夏は有力馬が休養に入る時期で、賞金が足りない馬たちや条件戦を戦う馬がメインとなるため
馬券はかなりの波乱傾向となり、本命党にはなかなか当たらない辛い季節、穴党には思わぬ高配当が飛び出す楽しみが増える季節となります。
夏競馬にまつわる噂 牝馬が強い?
・メスは子供を産むのでオスより生物として頑丈で、暑さに強い
・短距離や直線平坦なローカル開催は、キレ味に優れた牝馬に有利
・発情期の関係で夏は調子がいい
いろいろと噂がありますが、実際のところどうなのか気になりますね。
これはデロリアン個人の考えですが、競走馬も人間も単純にちからが強い、という面で見ればオス > メスです。
オリンピックやスポーツ競技を思い出して見ましょう。
殆どの競技は”男女”でそれぞれ競いますよね?
それと同じです。
まぁ社会的な立場で見れば圧倒的にメス > オス の説が有力ですが…
要はオスのほうが競馬が強い、この考え方でいいと思います。
特にタフなちから比べとなるダート戦だと、一クラス分くらい能力の差があるように感じます。
じゃあなんで夏に牝馬の調子が良くなるのか。
本当のところは、夏は有力どころ(主に強豪の牡馬)が休養に入る時期なので、相対的に相手が弱くなることで牝馬が馬券に絡みやすくなる、そんなところでしょう。
夏競馬は新馬戦の始まり
クラス再編成(2018年にこの制度は終了)とともに、新しい世代が続々とデビューしてきます。
いわゆる「新馬戦」ですね。
楽しみな血統の馬とか、競馬が好きだとついつい応援したくなってしまいます。
今年のオルフェーブルやロードカナロアの子は走るのかしら?
まずは新馬戦で品定めして、次の条件戦あたりでなんとなく力関係が見えてきて
「よし、来年のクラシックはこいつを応援してやろう」という馬を見つけるのも、競馬の楽しみですね。
で、活躍はしたが早熟すぎて年末の阪神JF、朝日杯FS辺りには燃え尽きている、と…
あ、例のパドックでバク転を披露した馬をディスってる訳じゃないですよ。
ロッ○ディスタウンをディスっている訳ではないですよ。夏競馬の馬券の買い方
そんな楽しい夏競馬ですが、馬券のほうは年間を通して的中難易度「Level MAX」となります。
とにかく通常の能力比較では手が付けられない状態で、各馬の距離や芝の適性とか、夏馬(暑い時期に突然強くなる馬)とか知っていないと
何をどうしても馬券は当たりません。
(デロリアンは普段から当たりませんが( º言º))
まず、「夏は牝馬が強いから牝馬を買おう」という根拠のない馬券の買い方はやめましょう。
普段からそうなのですが、相対的にきちんと各馬の能力を見るようにしましょう。
また、馬券で儲けたいのなら新馬戦や若駒の未勝利戦は原則「見」に徹しましょう。
追い切り映像とか血統とか判断材料が少ない若駒の一戦は、まず当たりません。
特に3連系、これは絶対に手を出してはダメ!
POGに参加してるとか、相当競馬に深い知識を有している、とか自信のある方専用レースです。
素人はおとなしく、数百円の応援単複馬券でちまちま遊びましょう。
重賞や平場特別戦あたりもとにかく荒れるので、常に波乱含みを意識したほうがいいです。
こちらは若駒の戦いとは逆できちんと分析すれば軸馬がある程度予想通りに走ってくれるので、3連系で手広く買うと望外の高配当にありつけることもあります。
また、1着馬はなかなか人気通りには決まらないことも多いので、狙いたい馬がいるなら思い切って単勝1点勝負、というのも面白いですね。
夏競馬とその馬券について触れてみました。いかがでしたでしょうか。
夏はレジャーにイベント、何かと出費が多い季節です。
少しでも競馬の負債を減らすよう馬券の収支が向上するよう、夏競馬を楽しみましょう。
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