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デロリアンです。
今回は、天皇賞(秋)の枠順確定前の有力各馬の考察をしていきたいと思います。
競馬をやっていると早いもので、
昨年の極悪馬場を出遅れながらも制したキタサンブラックからもう1年ですか。
早い!早すぎる!
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天皇賞(秋) (2018) 予想オッズ

3世代のダービー馬が激突!の予定でしたが、ワグネリアンの回避は決定。
ディアドラもおそらくは回避でしょう。
他、有力どころで2歳王者のダノンプレミアムも出走の話がありましたが、こちらも回避、と。
少頭数レースですが、それでもこれまでにG1タイトルを手にした強豪ばかりが出揃う、超豪華な顔ぶれ。
レースを楽しみに待ちましょう。
東京 芝2000m コース傾向

コーナーのポケットからスタートしてすぐに1コーナー、と少々トリッキーなコースですね。
このコースの形状からは外枠がやや不利。
のはずなんですが、過去にステファノスやイスラボニータ、といったピンク帽は馬券に絡んできていますね。
ただし、やはり勝ち馬はやはり中~内目の枠から。
府中の長い直線でスピードと持続力が求められます。
昨年は不良馬場なので参考外。
やはり上がり最速が使える馬を狙っていくのが良さそうですね。
そして、考慮しなければいけないのが今年の東京コースはそれなりの高速馬場。
毎日王冠 アエロリット 1:44.5
府中牝馬S ディアドラ 1:44.7
富士S ロジクライ 1:31.7
土曜日に多少雨が降る予報ですが、この傾向は頭に入れておいたほうがいいでしょう。
有力各馬の考察
★スワーヴリチャード 牡4 58 ミルコ・デムーロ
後述するレイデオロのネガティブキャンペーンがあったこともありますが、
何より左回りに実績のあるこの馬が1番人気想定でしょう。
3歳時は菊花賞にはあえて出走せずに、自己条件のアルゼンチン共和国杯に出走してきっちり勝利。
有馬記念は不得手右回りにも関わらず強豪相手に4着好走、
金鯱賞は自己条件に戻って前哨戦仕上げであっさり勝利。
大阪杯では不得手右回りを圧倒の競馬をみせて勝利。
安田記念は宝塚記念の右回りよりも得意左回り、という陣営の思惑からこの馬には距離が短いレース選択をして、3着。
とにかく大事に、大事に使われています。
休み明けすっきり走る馬で、適距離も2000m~2400mあたりと考えると、あとはこのレースを獲るのか、ジャパンカップを目標にするのか。
どっちも勝っちゃいそうな気もしますがねぇ。
ルメール確変に終止符を打つに相応しい鞍上ですし。
枠順確定前なので、名言はしませんが現時点ではこの馬がもっとも勝利に近い、と考えています。
△レイデオロ 牡4 58 ルメール
一週前追い切りで脚元のアクシデントがあり、と大々的に報道されておりますが、藤沢センセイが出走を判断したのであれば問題ないのでしょう。
ただ、一週前に早い時計をこなす予定だったはずなので、最終追い切りとパドックで仕上がり面はチェックしておきたいところ。
3歳時にダービーを制したのち、ジャパンカップではキタサンブラックを凌いでの2着の実力は本物。
京都記念は右回りが~重馬場が~というよりもバルジューJKの乗りへぐりでしょう。
オールカマーは明らかな叩き仕上げでしっかりと勝ちきっており、ここを獲ってピークはジャパンカップへ、という筋書きだと思います。
ただ、この馬に2000mは若干短いのでは?と考えてしまうのです。
実際に皐月賞では出遅れたこともありましたが5着に敗れており、ダンビュライトやクリンチャーに先着を許しております。
能力的にも馬券外に飛ぶことは考えづらいのですが、2000mならスワーヴリチャードに分があると考えます。
△マカヒキ 牡3 58 武豊
3歳時ダービーを制してこれから、というときの凱旋門賞ドリーム。
そこから馬がやる気を失くしたのか、ピークを過ぎたのか思ったような結果は出せず。パッとせず。
長期休養を挟んで挑んだ札幌記念は少なくとも宝塚記念よりは上、と見るべきハイレベルメンバーの中、サングレーザー相手にタイム差なし2着。立て直しに成功しました。
復活をかけるに相応しい舞台設定。相手に不足なし。応援したくなりますね。
一応参考として府中の2400mの持ち時計をみると、
マカヒキ
ダービー 2:24.0 (33.3)
ジャパンカップ 2:24.6 (35.1)
レイデオロ
ダービー 2:26.9 (33.8)
ジャパンカップ 2:23.9 (34.6)
なんか、やれそうな気がしてきましたね。
ひとつ心配事として、本番に乗らないルメール、デムーロは次走を気にせず結果を出すためにガンガン追うので
本番乗り替わりがあるとまったく走らないケースが多い、というところ。
まぁ、今回は乗り替わり先も4000勝レジェンドなので、その辺りの心配は杞憂に終わりそうな気はしますが。
▽サングレーザー 牡3 58 モレイラ
マカヒキの項で触れたように、今年の札幌記念はかなりのハイレベル。
そこを制しているのですからこの馬を評価しない訳にはいかない、というのが本流の予想。
ただ、この馬実は左回りは怪しいんじゃないの?と思っております。
というのも、過去唯一出走した左回りの安田記念では前につけた乗り方、接触など不幸はあったにせよ
5着に敗れております。
自己条件でない2000mで左回り。
これでモレイラ鞍上で大人気するなら馬券妙味は薄れるでしょう。
★アルアイン 牡4 58 北村友
毎日杯を制した後に望外の皐月賞制覇。その後は一口馬主の夢を追う不適距離クラシック参戦というかなりもったいない使い方をされました。
4歳を迎えて自己条件に進むと、勝ちには届かずとも常に馬券内を確保しており相当能力のある馬です。
オールカマーは明らかな叩き仕上げと思えた中、レイデオロ相手にタイム差なしで入線は自己条件とはいえ価値が高い内容。
本番きっちり仕上がっていれば、今回ダークホースとして扱うに相応しい勝負を演じてくれるでしょう。
めちゃくちゃ早いあがりを使える、というよりも長く脚を使うタイプなので内枠キボン。
北村友一JKは陣営として勝負ジョッキーではないにせよ、昨今レッドアヴァンセで府中のイメージは掴めているはず。
-ミッキーロケット 牡5 58 和田
宝塚記念で和田JKに悲願のテイエムオペラオー以来のG1制覇に華を添えましたが、その宝塚記念は例年に比べて小粒感は否めません。
その勝利も前残り馬場と展開が完全にハマってのもの。
この馬は小回りでの立ち回りのうまさを狙う馬であって、左回りのましてや大箱のコースで好走するイメージはこれっぽっちも湧きません。
ここで負けておいて、人気を落とした有馬記念なんかで買うとお買い得な気がします。
-ディアドラ 牝4 56 未定
おそらく出てこないと思うのでここでは触れません。
-ヴィブロス 牝5 56 福永
先に触れたとおり、レースレベルが高くないであろう宝塚記念での4着。一方でドバイターフではリアルスティールやディアドラ相手に先着する2着。
この馬は叩き良化型、福永JKとデムーロ弟では馬の扱いが別次元、と割り切るなら
今回は買う必要がない馬、として扱っていいと思います。
▽キセキ 牡4 58 川田
海外遠征でおかしくなったクチで、日経賞は捲くり競馬をするも折り合わず。宝塚記念はミルコが内を上手く捌くも、完全な前残り馬場に屈しての惨敗。
前走の毎日王冠ではいつもの後方策から一転、川田JKが前につける競馬をして派手さがないものの馬券内を確保。しかもそれはトップハンデ58キロを背負ってのもの。
こうなると復活か!と評する穴党がいかにも狙いたくなる内容ですが、穴党デロリアンの見込みでは今回は掲示板かすめるのがやっとだろう、という位置づけです。
なによりこの毎日王冠は前残り傾向でしたし、勝ち馬のアエロリットが楽な手ごたえだったのに対してこの馬は追って追っての入線。
この相手関係で通用するとはとても思えず。
やはりG1、考察しときながらも目移りしてしまいますね。
有力どころだと、やっぱりスワーブリチャードが少し抜けているように思えます。
枠順確定前 注目馬
★アルアイン
自己条件なら頭はなくともしっかり自分の競馬で入着を確保できそう。
鞍上で人気を落とすのなら買いの一手。
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