【枠順確定前】京王杯SC 有力各馬の見解 (2018 競馬予想)

安田記念の前哨戦であり、東京芝1400mと特殊な距離条件でもあり、なかなか面白いレースです。
目標を先に見た有力馬と、なんとしても出走権を取りたい条件戦上がりの馬。どちらに軍配があがるのでしょう。

馬券傾向を見るとよく馬券に絡むのは前走重賞組で、
高松宮記念 【4-1-3-23】
ダービー卿CT 【2-1-2-22】
と、高松宮記念組の戦績が目立ちます。
ただ、条件戦上がりも【2-1-1-9】と穴を開けており、さらに1番人気が【1-0-1-8】とまったく馬券に絡めておりません。
そして以下が過去10年の勝ち時計。
2017/5/13 01:23.2 レッドファルクス M.デム
2016/5/14 01:19.6 サトノアラジン 川田将雅
2015/5/16 01:21.6 サクラゴスペル 戸崎圭太
2014/5/17 01:19.7 レッドスパーダ 北村宏司
2013/5/11 01:20.6 ダイワマッジョーレ 蛯名正義
2012/5/12 01:20.1 サダムパテック ウィリア
2011/5/14 01:20.2 ストロングリターン 石橋脩
2010/5/15 01:19.8 サンクスノート 蛯名正義
2009/5/16 01:20.6 スズカコーズウェイ 後藤浩輝
2008/5/17 01:20.8 スーパーホーネット 藤岡佑介

 

昨年こそ雨で時計がかかりましたが、例年1:19後半~1:20後半で決着しており、高速決着が予想される今の府中の馬場では、ある程度の持ち時計を持った馬でないと好走は厳しそうです。

予想オッズ

サトノアレス 牡4 56.0 蛯名 3.1
ダンスディレクター 牡8 56.0 武豊 4.0
グレーターロンドン 牡6 56.0 田辺 4.5
キャンベルジュニア 牡6 56.0 石橋脩 11.1
ウインガニオン 牡6 56.0 津村 11.6
セイウンコウセイ 牡5 57.0 三浦 12.5
ブラックスピネル 牡5 56.0 戸崎圭 15.5
シュウジ 牡5 56.0 横山典 22.3

サトノアレス、ダンスディレクター、セイウンコウセイと実績馬が揃いましたね。

近走で東京コースの実績を残しているサトノアレスが人気に推されそう。

有力各馬の枠順前の見解

サトノアレス 牡4 56 蛯名 3.1

2歳チャンピオンに輝いたあと低迷しましたが、近走は復調気配。東京コースで好走しているだけに人気しそうですが、いきなり休み明けで初めての距離でこの人気はあまり信用できなさそう。
東京コースは得意で上がり最速が使えるので流石に無印には出来ないが、軸にするには勇気がいる。

ダンスディレクター 牡8 56 武豊 4.0

昨年の阪神カップではレコードのイスラボニータとタイム差なしの2着。前走高松宮記念は休み明けで好走。
メンバーレベルが下がる今回、叩いて状態を上げてくるなら当然重視すべき一頭。

グレーターロンドン 牡6 56 田辺 4.5

条件戦を連勝したのち毎日王冠3着と結果は残したものの、その後の戦績は振るわず。距離短縮、追い込み一辺倒となると枠に注文がつく。すんなり運べる外枠希望。

キャンベルジュニア 牡6 56 石橋脩 11.1

ダービー卿CTでは内目をスムーズに運べたとはいえ前が苦しい展開の中で強い内容だった。枠と追い切りを見て、問題なければ買い目には加えたい。

ウインガニオン 牡6 56 津村 11.6

東京コースで脚質は向かないか。ただ、気をつけなければいけないのが、この馬は「夏馬」。昨年は谷川岳Sを皮切りに連続好走したのち寒くなってスイッチが切れたように凡走。

今年もどこかでスイッチが入るはず。それが今回なのか、次回なのかはわからない。

セイウンコウセイ 牡5 57 三浦 12.5

忘れてはいけない昨年の高松宮記念の覇者。今回は最近好調な三浦JKにスイッチ。

ただ、過去の戦績からも1400mは長いかな、という印象。


想定段階での人気上位6頭を見ていきました。枠で印は大きく変わると思います。

枠順確定前 注目馬

ビップライブリー 牡5 56.0 大野 32.2

近走は1200mで結果が出せていないがもともと1400mのスペシャリスト。非根幹距離は馬の能力よりも距離適性を上とりたい。近走の敗戦で今回この人気で買えるのであれば。

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出走馬の馬柱と追い切りを判断材料に展開、馬場を絡めた予想をしています。重賞とメイン前後、裏開催の平場レースをぼちぼち予想していきます。勝負事なので勝敗は大事ですが、それよりも納得した勝負をして公営競技としてレースを観戦できる心のオアシスとして競馬と接していきます。