【枠順前予想】新潟大賞典 (2018) 競馬予想

難解なハンデ戦、新潟大賞典です。個人的にはハンデ戦のG3は配当妙味と的中のし易さから大好きです。

ハンデ戦、とは言ってもこのレースは過去10年で54キロ以下の馬は(0-2-0-30)。ある程度斤量を背負う実績馬のほうが馬券に絡んできます。

脚質で見ると逃げ馬が(0-0-0-10)と全く馬券に絡めておらず、やはり直線の長い新潟コースなら上がりの使える差し馬を中心に予想を組みたいですね。

予想オッズ

トリオンフ セ4 57 松田 2.4
ステファノス 牡7 58 和田 3.2
マイスタイル 牡4 55 田中勝 5.8
スズカデヴィアス 牡7 56.5 三浦 6.9
ハクサンルドルフ 牡5 55 丸田 11.7
トーセンマタコイヤ 牡7 54 柴田善 21.4

 

近走一気に勝ち上がりを見せたトリオンフが支持され、重賞で良績を重ねるステファノスが続くかたち。

個人的にはこのオッズはなんだかなーと感じています。
詳細は以下の考察にて。

各馬の考察

トリオンフ セ4 57 松田 2.4

大阪杯こそ大敗したものの、そもそも相手が強すぎた印象。G3レベルであれば実績は上位。ただ脚質はどちらかというと早めに抜け出して粘りこみのスタイルであり、新潟コースに合うのかは疑問。

今回は斤量57キロ、初の左回り、今年1勝しかしていない松田ジョッキー、買い要素がまったく見当たらない。

個人的にもこの馬はどうも強い、というより毎回展開がハマって買ったように映るんだよなァ。実際にどれだけ馬券が売れるのかは不明ですが、この馬を今回は危険な人気馬と見てバッサリ切って高配当を狙います。

ステファノス 牡7 58 和田 3.2

このメンバーであれば実績は最上位。そもそも戦ってきた相手が違う。休み明けだがここから鳴尾記念→宝塚記念かな?斤量58キロ自体はこの馬はこの斤量で何度も好走しているので問題なし。

知る人ぞ知る(というかほとんどの競馬ファンは知ってる)叩き良化前哨ヤラズ型だったのだが、昨年は叩きと思われたオールカマーで普通に台頭してきた。

今回も地力の高さであっさり圏内、はあるかもしれない。追い切りを見るまで判断は保留。

マイスタイル 牡4 55 田中勝 5.8

福島民放杯では強い内容の2着。今回ハンデ差で斤量55キロで走れるのは相当お手頃ではないだろうか。

早い上がりが使えないので脚質傾向からは厳しいが、今回逃げそうなのはこの馬とカレンラストショーくらいと見ているので楽逃げがハマった場合に直線しぶとく粘るシーンが見られるかもしれない。

スズカデヴィアス 牡7 56.5 三浦 6.9

早い上がりが使えて左回りコースの実績も良績あり。斤量56.5も背負い慣れているので問題ないだろう。平坦コースではとんでもない末脚を繰り出せる。当日はもう少し人気が落ち着くと見ているので、オッズが手頃で手が出し易い。現段階での軸候補。

ハクサンルドルフ 牡5 55 丸田 11.7

判断に悩む。昨年のムーンライトハンデで接戦を演じたキンショーユキヒメが先日重賞勝利を飾ったので条件戦から応援しているこの馬にもそろそろ称号が欲しい。

毎回早い上がりは使えるので何かのきっかけがあれば重賞でも通用する、と考えていたのだが丸田ジョッキー鞍上は非常に狙いにくくなった。(悪口ではなく、あくまで過去の重賞実績で)

55キロハンデは魅力なので1着は無いにしても2、3着に突っ込んできそうな気はする。

トーセンマタコイヤ 牡7 54 柴田善 21.4

この馬は斤量54キロという罠でいかにも穴党が喰いつく罠と見ている。そもそも重賞では足りないのではないだろうか。

非常に難解なレースですが、個人的には思いの外あっさりと軸と相手が決まったので、枠順と追い切りを見て最終的に金額を入れるのかどうかを判断します。

枠順前の注目馬

レーヴミストラル 牡6 56.5 ○○ 90.1

骨折明けで一度白富士Sを使って、またリフレッシュしてここに挑む。もともと2年前の日経新春杯ではシュヴァルグランに完勝した経歴の持ち主。馬の能力自体はあるので追い切りを見て、状態に問題なさそうなら人気もまったくしないだろうし狙ってみたい。

ABOUTこの記事をかいた人

出走馬の馬柱と追い切りを判断材料に展開、馬場を絡めた予想をしています。重賞とメイン前後、裏開催の平場レースをぼちぼち予想していきます。勝負事なので勝敗は大事ですが、それよりも納得した勝負をして公営競技としてレースを観戦できる心のオアシスとして競馬と接していきます。