いつも「陽気な馬券が地球を回す」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
デロリアンです。
今週はいよいよホースマンの夢の舞台、東京優駿(日本ダービー)です。
Exactly イグザクトリー
(そのとおりでございます)
コロナショックで一時は開催すらどうなるものか心配していましたが、無観客開催ながらもなんとか開催の予定で進んでいます。
競馬関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです！
さて、週一更新のマイペース更新が続いておりましたが、せっかくのダービー週、ということで重い腰(?)を上げての更新です。タイミングが合えば給付金という本来無かった軍資金を得て夢に賭ける方も居るのでしょうか。
個人的にはそういったお金を突っ込むのはナシよ。とは思いますが、ぜひ聞かせていただきたいものですな
『魂を賭けてゲームをやる』という言葉を・・・・・・・・・・
日本ダービー(東京優駿)の週中予想です。
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週中予想 日本ダービー(東京優駿) (2020)
◎コントレイル
まず、今年の3歳のレース比較は
皐月賞＞＞＞ホープフルS＞＞毎日杯、京都新聞杯、青葉賞、弥生賞
例年以上に「G1組」と「それ以外」の能力差がかけ離れていると見ています。
そこで3着以下をちぎった2頭は今年の2強でしょう。
特にパフォーマンスが高かったのがコントレイルで、皐月賞は大外から差していった機動力はこの世代では能力面ひとつ抜けた存在と見ています。気性面で不安のある馬ですが、皐月賞は無観客開催がプラスに働いたと思います。
引き続きダービーも無観客開催となるのではれば、不安要素はひとつクリアです。
ホープフルS→皐月賞、という流れは昨年のサートゥルナーリアと同じです。無敗でここまで来たのも同じです。
大人気になるとはいえ、普通に考えればこの馬を軸、で問題はなさそうな気がします。
そういえば、ダービーはサートゥルナーリアは4着でした。
ダービーでは例年内有利傾向があるので枠順発表がどうなるか。4枠以内なら盤石だと思いますよ。
○サリオス
コントレイルに対してサリオスは皐月賞で直線で思うように外に出せず馬場の悪いところを走っており、それでもコントレイルと肉薄したあたりがこの馬の能力の高さです。
ハーツクライ産駒、特に牡馬は２歳重賞で活躍する馬が多数でタイムフライヤーが筆頭となりますが、それらがクラシックシーズンで成長を見せた例は少数派。
なので皐月賞で案外…かと思われたのですが、蓋を空けてみれば例外馬だったという訳。ハーツクライ産駒なので左回りに替わるのはプラス材料で、鞍上もこの馬のために来日しているようなもので。あとは枠順の抽選という天のみぞ知る部分です。
▲ダーリントンホール
日本競馬ではザ・相手なりに走るガリレオ産駒。それはレースレベル低いところで取りこぼす反面、レベル高いレースでもそれなりに健闘する、ということです。
実際に自己条件葉牡丹賞を取りこぼして、共同通信杯ではタフな重賞の流れに乗れてのパフォーマンスアップをしました。
実際にでは皐月賞の内容はどうだったかといえば、出遅れデムーロJKの悪癖と先行してナンボのこの馬で力出せずの敗戦。
G1級で純粋なスパート勝負になると厳しい能力だとは思いますが、先行出来て相手なりに好走できる競馬がハマれば…スタート次第ではノーチャンスではないと見ますが、上位まで届くかは次元が違う話かもしれません。
☆マイラプソディ
共同通信杯ではレース後に武豊JKは「敗因はわからない」とコメントしましたが、1000mの通過タイムが63秒2で先行馬がジョギングしたレースを後方に構えれば、上がり2位(3ハロンタイムは34秒3)でも届くはずがない訳で。
つまりスパートが云々の前に位置取りがまず重要であって、マイラプソディはまだ弱いと決まった訳ではないと思います。
この馬は2歳時に快進撃→共同通信杯で案外→皐月賞で大敗といういかにもな成長力の乏しさを見せるハーツクライ産駒。
ジャスタウェイもそうですが、２歳時に好走→クラシックで成長案外→古馬に大成というのがひとつのハーツクライ産駒のパターンです。
もっと判り易いところだとゴーフォザサミットなんかも２歳時百日草特別では強い勝ち方をして、その後は案外→青葉賞で重賞勝利。
皐月賞はそもそも「中山内回りで渋った馬場」はこの馬の適性とは違うレースです。
まさかここでいきなり急成長、という見方はさすがに出来ませんが、今回はオークスで絶妙な騎乗を見せた鞍上に手替わりであれば、位置取り次第では上位進出は見ておきたいところ。
△ヴェルトライゼンデ
スプリングSは超スローペース×距離が短い×前哨戦仕上げで、先に動いてガロアクリークにコーナーで被された分の敗戦。
ホープフルSでは力発揮しコントレイルと比べても最後まで脚色に遜色はなく、コーナーで外を回した分の敗戦。
皐月賞は外目の枠という不利をうまく内目に入れるもコーナーでのめって、
土曜の豪雨明けの馬場読みを誤り伸びない内を選択。
この日騎乗した池添JKはこの日中山の芝では皐月賞以外の騎乗機会がなかった点も痛恨でした。
能力面ではコントレイルに劣りますが、それでも別路線で勝ちあがってきた馬よりは上位のはずです。
ただし父ドリームジャーニーの産駒はどうも小回りコース巧者を多数輩出する傾向で、東京、中京は不振という結果になっています。
△サトノフラッグ
初重賞の弥生賞は重馬場をきっちりと勝利しダービー切符を手に入れたディープ産駒。
国枝調教師のレース後コメントは「これまで手掛けたディープ産駒の中でもこの馬はメンタル、フィジカル、サイズと三拍子揃っている」でしたが
皐月賞では強い馬に外から寄られて急失速するあたり、勝負根性の低さを露呈。
そもそも今年のレースレベルはG1組 ＞＞＞ その他の構図であり、そのG1でも特に不利を受けた訳でもなく5着というパフォーマンスでは…3着拾うのが一杯いっぱいか。
軽視 ガロアクリーク
キンシャサノキセキ産駒は距離マイル以下と距離千八以上とでは大きな成績差があります。
その意味ではスプリングSでその距離千八の壁を乗り越えたように思えますが、実際は直線追い風を活かして一瞬の末脚だけで走り切った様なドハマりレースでした。
そういう末脚特化のタイプなので外差しに優勢だった皐月賞もまさに流れ込んだような3着で。
いかにもな中山の坂のある差し競馬に特化＝直線の長い府中の瞬発力勝負とはマッチしません。
軽視 ワーケア
弥生賞では収得賞金狙いの決め打ち騎乗できっちりと賞金加算。
本来はそこから皐月賞の予定が頓挫ありダービーへの直行。
もともとホープフルSでは上位2頭には差がある内容で、弥生賞僅差のサトノフラッグが皐月賞凡走となると、買う必要はないでしょう。
○サリオス
▲ダーリントンホール
☆マイラプソディ
△ヴェルトライゼンデ
△サトノフラッグ
今の時点ですが、2強に隙がなさそうです。
ひ…ひと思いにコントレイルが…勝ってくれ
サ…サリオス りょうほーですかあああ～
もしかしてガチガチですか───ッ！？
熱く馬券勝負するよりは、名馬誕生を見届けたいレースです。
東京優駿(日本ダービー)の週中の予想は以上となります。
ツイッターはぼちぼちやってます (DeLorean9800)
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