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デロリアンです。
今回は11/3に開催されるアルゼンチン共和国杯と、みやこSの事前予想をやっていきたいと思います。
G1連戦の中休み。一般の競馬ファンの方はそこまで熱は入らない週でしょう。
それでも競馬の予想をする。なぜならそこにはレースがあるから。
アルゼンチン共和国杯 週中予想
過去10年の結果からの考察
枠:
全枠で満遍なく馬券になる。4枠は勝ち馬が出ていないが複勝率は高く、1枠と8枠はやや不振。極端な枠でなければ気にする必要はない
人気:
1~4番人気までしっかり馬券に絡む。ただし穴馬も1頭は馬券に絡み、3連系なら2頭人気馬、1頭穴馬とヒモ荒れ注意
年齢:
充実期を迎えた4歳~5歳の馬が活躍する。3歳馬は5頭しか出走がないが、1-0-3-1と好成績を残している。今年はアドマイヤジャスタが3歳で出走予定。
所属:
栗東、美浦どちらも均等に馬券になる。あまり気にする必要はない
血統:
長距離レースらしく成績がいいのは勝率が高いのはステイゴールド、ハーツクライの産駒。複勝率ではカンパニー、ジャングルポケット、トニービンなどナスルーラ系が好走する
ステップレース:
G1直行組は実績上位だけあって馬券になる。近年は六社Sをステップにした馬が好走している。アフリカンゴールド、トラストケンシンには追い風。
人気馬の考察
【ルックトゥワイス】
好材料:ステイゴールド産駒。東京コースは条件戦時代は勝ちきれない競馬が続きましたが、タコ負けするような大崩れもありませんでした。常に相手なりに走れるタイプでしょう。今回は強烈なライバルは不在なことを考えると、消去法でいけばこの馬が普通に好走しそうです
不安材料:斤量増と馬場。馬格がないこの馬にとって57キロは少々重いかもしれません。ちなみに、昨年は54キロで8着に敗れております。目黒記念はレーンJKという剛腕ジョッキーが引き出した末脚での勝利でした。今の東京の馬場傾向は若干前に有利な傾向があります。福永JKが教科書競馬で悠長に後方に構えていると差し損ねる可能性はあります。人気して買いたい馬ではありません。
【アフリカンゴールド】
好材料:六社Sのステップ、東京コース得意の鞍上。先週のアーモンドアイしかり、重賞では異常な強さを見せるのがルメールです。居酒屋でとりあえずビールを頼む感覚で、馬券を買うならとりあえずルメール、でもいいのかもしれません。
不安材料:重賞での格負け。昨年は菊花賞大敗、日経新春杯も大敗。先日の六社Sは勝利したとはいえ、相手は小粒なメンバーでスローバランスをロングスパートで押し切っての勝利でした。現在の府中の高速馬場ではスピード負けの危険はありますし、そもそも重賞では力不足かもしれません。人気を吸ってくれるなら、ここは疑ってかかりたい
【アイスバブル】
好材料:コース適性と鉄砲。目黒記念2着の他には東京2400mの早春Sを勝っており、距離の適性は問題なし。目黒記念も休み明けで好走していますし、間隔が空くのは問題ないでしょう。
不安材料:鞍上と高速馬場への対応。条件戦時代は剛腕外国人JKを配して勝ち上がり、目黒記念の好走もそれ。追ってもなかなか反応が鈍い馬に映ります。それでもルックトゥワイスには子供扱いされていました。小倉記念は適性外コースもあったがあたりの柔らかい福永JKでは伸びきれず。今回は同じく教科書競馬の浜中JKでどこまでやれるか。
【ムイトオブリガード】
好材料:休み明けフレッシュとコース適性。ノーザンファーム生産馬なので休み明けでもしっかり仕上げてくるでしょう。春先が使い詰めだった+目黒記念は淀みない流れで持ち味の活かせない内容で5着。昨年のアルゼンチン共和国杯は六社Sのステップから2着に好走、その時点ではルックトゥワイスを完封していることからもこのメンバー相手に能力面で見劣ることはなく、56キロ据え置きで出走できる点もプラスに捉えます。巻き返しに期待したいです。
不安材料:後方ポツン。鞍上が鞍上なだけに、馬と会話が出来ていなければ無理はさせないでしょう。後方から切れる脚は使えないので枠とスタート次第で着順に大きく影響しそうです
★ムイトオブリガード
休み明けフレッシュで斤量据え置きならチャンスはあります!
みやこS 週中予想
過去10年の結果からの考察
枠:
2枠、3枠の複勝率がやや抜けており、内枠が有利。
人気:
人気馬の信頼性は高く、1番人気の複勝率は60パーセント超え。2番人気も50パーセントで3着以内。ただ、近年は1番人気は勝ちきれておらず、高配当が続いている。思いもよらない穴馬も馬券に絡む難しいレース
所属:
美浦所属馬は19頭出走して2着が2回のみ。栗東所属馬に優勢
血統:
シニスターミニスター産駒、カジノドライブ産駒は回収率も高く、好走する傾向
ステップレース:
エルムSの好走馬、交流重賞からの参戦、ブラジルCからの距離短縮組など。アポロケンタッキーやロワジャルダンなど、ブラジルCで人気を背負って負けた馬が距離短縮で好走する
人気馬の考察
【インティ】
好材料:重賞実績、前につける脚質。昨年のフェブラリーSの勝ち馬ですし、帝王賞は地方の砂の影響もありました。能力だけ見れば最上位。休み明けですが59キロの斤量さえこなせるならあっさり押し切りまであるでしょう。
不安材料:その斤量59キロですが、さすがに厳しいのではないでしょうか。そもそも賞金は足りていて、目標は先で、ここで勝ちにいく競馬をする必要があるのかどうか。陣営のやる気次第で馬券外に飛ぶ確率もかなりあると思います。
【スマハマ】
好材料:世代レベル。デビュー戦、ヒヤシンスSではグレートタイムを子供扱い、青竜Sではオメガパヒュームに先着。東海Sではインティに着差をつけられたが休み明けの影響もあるし、前走自己条件であっさり押し切っているように強い馬ということははっきり判ります。休み休みで走っており馬は若い。今後使っていくなら賞金は加算したい立場なのでしっかりと仕上げて来るはず。
不安材料:レース間隔。今回も間隔空いての出走です。どこまで仕上げてくるかでしょう。
【ワイドファラオ】
好材料:前につけられる脚質。重賞実績。
不安材料:3歳馬と56キロの斤量、良馬場のダート経験不足。昨年はルヴァンスレーヴが化け物級だったので勘違いしそうになりますが、基本的にはダート馬が強くなるのは4歳、5歳と馬齢を重ねてから。未知数な部分が多く人気すると馬券には検討しづらい。
【ウェスタールンド】
好材料:実績上位と鞍上激強化。チャンピオンズC2着は当然このメンバーに入れば実績上位ですし、鞍上が名手スミヨンならいつもの後方競馬ばかりでなく新しい一面を見せてくれる可能性もあり、軽視は禁物。
不安材料:後方脚質、故障明け。このレースは前につける馬に有利に働く展開になりやすく、いつもの位置取りで競馬を進めると物理的に届かない可能性があります。スミヨンJKとはいえテン乗りには違いありません。鞍上がポカをしなくても馬が応えてくれなければ結果にはつながらないでしょう。前走はいつものキレが見られず、レース後に骨折が判明しました。今回どれだけ仕上げてくるかも判りません。
★スマハマ
3歳時に負かした馬はその後に軒並み活躍していますし、この馬は将来はG1でも好走できる器だと思います。
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