いつも「陽気な馬券が地球を回す」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
デロリアンです。
コロナウィルスが怖いですね。都内に通勤するサラリーマンにとっては本当に恐怖でしかありません。
職場ではテレワーク推奨となり、来週頭からしばらく自宅でお仕事になりました。
個人的には政府の対応は後手に回っている感が強いのですが…公立の小中高も春休みまで休みにする、なんて話も出てきてますし、イベント自粛でJRAも無観客レースを発表。売上は間違いなく落ちると思いますが、感染防止策としてこれは正しい判断でしょう。
早く鎮静化しないと、どこにも出掛けられないし、競馬も楽しくできないよ！
イベント自粛の中ブログを書いているどのクチが言っているのか。
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中山記念 (2020) 過去10年の傾向
枠順：内枠が有利？？
1枠 【2-1-0-8】勝率18.2連帯率27.3複勝率27.3
2枠 【1-0-2-10】勝率7.7連帯率7.7複勝率23.1
3枠 【2-3-1-7】勝率15.4連帯率38.5複勝率46.2
4枠 【1-0-1-11】勝率7.7連帯率7.7複勝率15.4
5枠 【1-2-2-9】勝率7.1連帯率21.4複勝率35.7
6枠 【0-2-1-16】勝率0連帯率10.5複勝率15.8
7枠 【2-0-2-16】勝率10連帯率10複勝率20
8枠 【1-2-1-16】勝率5連帯率15複勝率20
開幕週なので内枠…というのは一昔前のお話。近年はエアレーション、シャッタリングなど芝の育成方法の発達により、どちらかというと外枠の馬のほうが好走率が高かったりします。4コーナーで内を回るかロスなく回せるか。
人気：勝ち馬は人気馬を信頼
2010年こそ大荒れになりましたが、基本的には1~3番人気の馬が勝利するお堅いレース。
とはいえ、複勝圏は人気薄が台頭するレースでもあるので紐荒れは…今年は強いメンバーなので期待はできないかもしれません
脚質：先行押し切り！
中山芝１８００ｍはスタート直後に中山の急坂を駆けあがるため、前半３ハロンのラップが遅くなる傾向があります。向こう正面の下り坂に差し掛かる５ハロン目でペースアップ。その後は、ゴールまで一定の速さのラップが持続的に続きます。
コース取りは重要で、好位から早めに出し抜いて粘り込みを図る逃げ先行馬に軍配が挙がります。
ローテーション：前走G1組の激突！
マイルCS、天皇賞秋、有馬記念や秋華賞菊花賞、はたまた海外G1から春のG1を見据え有力馬が集います。
今年の出走馬は9頭ですが、
インディチャンプ マイルCS1着→香港マイル7着
ウインブライト 香港カップ1着
ダノンキングリー マイルCS5着
ペルシアンナイト マイルCS3着→香港マイル5着
ラキーライラック エリザベス女王杯1着→香港ヴァーズ2着
実質5頭立てでこの序列を決めるレース、と考えてしまっても良さそうです。
血統：ディープ以外のサンデー系！
2011年以降に馬券に絡んだ馬はほとんどがサンデーの内包馬。ノーザンダンサーのクロスを持つ馬の活躍が目立ちます。ここにはサクラアンプルール、ロゴタイプといった馬が該当。
サンデー系が優位といってもディープインパクト産駒はアンビシャスの2着が最先着で勝ちには恵まれておりません。ディープ以外のサンデー系から馬券に入りたいところ。
※馬券買い目ではないため印は〇=重視、△=軽視でご理解ください
〇ダノンキングリー
このレースで勝ちきれないディープ産駒。ただ、鞍上は中山の鬼、横山典JK。アエロリット、サクラアンプルールの好走は横山典JKを以ってこそです。そしてこの鞍上は前哨戦だろうが取れるレースは取りに来ます。
前走マイルCSの5着は3歳馬が好走することがそもそも凄いことで、このときは古馬との斤量差が1キロしかありませんでした。
今回はインディチャンプとウインブライトが58キロを背負います。この馬の56キロは恵まれた印象が強いです。
マイルCS 5着時の横山JKのコメントはこちらです。
「思い描いていたことはできました。あと、ラストもうワンパンチ来るかと思ったのですが、直線に向いた時には弾けるところがなかったですね。初めての遠征、京都ということで、すごく若い馬です。いい馬なので、あとは経験だと思います」
つまり今回は輸送がない点はプラス、と捉えてよいでしょう。
皐月賞で接戦を演じたヴェロックスが先日の小倉で大敗したことで世代レベルが不安視されますが、同じく接戦だったサートゥルナーリアは有馬記念でしっかりと結果を残しました。さて、この馬はどちらに転ぶのでしょうか。
〇ウインブライト
昨年、一昨年の勝ち馬です。中山1800の適正は証明済み。3年連続同一レースを勝利することはなかなか難しいことですが、それを達成したマツリダゴッホ、ゴールドシップなどを見ればクセのあるコースで記録を樹立しています。中山1800mもかなりクセのあるコースであることを考えれば、その可能性はあります。ミナリクJK起用で人気を落とすようなら、小頭数レースだとしても馬券妙味は高くなります。
△インディチャンプ
春、秋のマイルチャンピオンで能力は確かです。ただ、毎日王冠の残り1ハロン失速を見るに距離はマイルまでがベストでしょう。
また、シルクレーシングのHP情報からはここを叩いて香港参戦を匂わせており、それならばここは帰国初戦の叩きレースで、その叩きレースではそれ相応の仕上げをして本番を見据える音無厩舎だけに、今回は多いに不安要素で。
△ペルシアンナイト
昨年のマイルCSでは3着好走でまだまだこのクラス一線級に通用しうるだけの能力はありますが、それでもさすがに旬は過ぎた感あり。皐月賞以来は前哨戦馬券に絡めず→本番好走がこの馬のパターンです。春の大目標は大阪杯、と明確なだけに、この場面で池添JK起用も違和感があり。
△ラッキーライラック
昨年は悲願のG1制覇でしたが、それは同世代に化け物級のアーモンドアイが居たためで、この馬はもとよりG1級に手が届く馬です。1800以上のレースでは崩れていないように、距離適性はマイルより少し長いところにあるように思えます。
ミルコデムーロ起用で人気を被る想定となりますが、この馬も先の香港を見据えているだけに、大人気となると手を出しずらくなります。
中山記念の事前予想は以上となります。
無観客レースでPATのみとなると、相当売り上げが落ちそうで、更に5頭立てレースですからね…
配当妙味もなく、見るレースになりそうな予感がします。
ツイッターはぼちぼちやってます (DeLorean9800)
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