【週中予想】マーメイドS “そろそろ磨いて輝くとき” (2019) 無料競馬予想

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デロリアンです。

今回はマーメイドSの枠順確定前の週中の注目馬の考察です。

このレースの名前を聞くと「そろそろ夏競馬だな」と思うのは完全に病気ですね。
この時期は天気がイマイチですし、急に寒くなったりするので体調を崩さないように気をつけたいです。

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マーメイドS (2019) 予想オッズ

いかにも牝馬のハンデ戦、という感じの能力拮抗。ハンデキャッパーは上手い事やりますね。
その中で人気に推されそうなのは近走充実しているセンテリュオ、フローレスマジック、モーヴサファイア。

ハンデも踏まえればかなり混戦模様で、人気通りに決着することはまずないでしょう。3連系であれば気になったらとりあえず抑えてみる、それくらいのスタンスでないと的中は難しそうです。

 コース傾向

スタートしてすぐに高低差1.9mの登り坂があり、テンはそこまで早い流れにはなりません。その後にずっと平坦の向正面があり、そこで位置取りや仕掛けの駆け引きが生まれます。
内回りの阪神は下りながら急なコーナーを回るのでスピードが乗りすぎると外に振られてしまいます。また、ゴールの直前にスタートと同じ急坂が待ち構えているので、逃げ馬は力がないとここでピタっと止まることが多いです。
よって、どちらかというと好位先行や差し馬の台頭が目立ちます。

パワーとスピードを兼ね備えた馬が内目を捌いて差してくる、これが一番イメージにハマりますね。
まさに昨年のアンドリエッテ、ワンブレスアウェイはその典型でした。

また、近年の馬券に絡む傾向として“マンハッタンカフェ産駒”“内枠”がキーワード。
今年のマンハッタンカフェ産駒はレーツェルが居ますね!正直ここで力が足りるかは判りませんが…

例年上がり最速の馬が好走していますが、能力差があれば2017年のマキシマムドパリとクイーンズミラーグロが前で押し切ったようにあまり上がりが使えないような斤量を背負った先行馬も活躍できます。

とにかく枠が重要になってくるレースだと思います。

ステップレースと各馬の考察

【福島牝馬S】

12.7 – 12.0 – 12.5 – 12.8 – 12.2 – 11.7 – 11.5 – 11.2 – 11.5
1000mの通過は 62.2 ドスローで先行馬に有利な流れをデンコウアンジュが豪快に差し切り勝ち

2着のフローレスマジックはコーナーでかなり狭いところから直線不利もなく伸びたものの、勝ち馬のデンコウアンジュの決め手に屈して2馬身半離されました。いつでも重賞では勝ち負けできそうな反面、何かひとつ足りない印象で今回トップハンデと考えると、やはり最後は何かにやられてしまうと思えますし、着順ほどの評価には至りません。

6着のランドネは直線早めに先頭が持ち味の馬で、テンの早いカワキタエンカにハナを譲って道中はスムーズに好位インを確保していた割りには、早めに抜け出さず直線迎えてからイン差しを試みるという謎騎乗。まったく持ち味が出せなかったことを考えると0.7差は仕方ないですし、逃げの手が打てればもう少しマシな内容で走れたでしょう。ただそれでも阪神で逃げ切れるほどの能力があるとは思えませんが。

7着のカレンシリエージョは格上挑戦ながら精一杯頑張ってこの程度の結果を見ると、能力面は足りないですし条件戦でもなかなか勝ち上がれなかった馬が、ここで軽斤量になったとしてもいきなりどうこうできるとは思えません。

【パールS】

12.6 – 11.0 – 11.5 – 12.2 – 12.2 – 11.7 – 11.4 – 11.1 – 11.6
1000m通過 59.5 高速馬場でどちらかというと好位先団に有利な流れ

1着のスカーレットカラーは大外枠からスタートを決めて先団に取り付き、直線でラチ沿いを早めに抜け出してそのまま押し切り、といういかにも岩田JKらしい内容。
相手関係に恵まれていた印象は否めませんが、最後は後続を振り切っており内容としては充分評価に値します。

ただ、京都→阪神変わりでいかにもな最後直線で捕まるタイプですし同じ脚質のランドネとの兼ね合いもあり枠次第、といったところでしょう。

2着のクイーンズベストは中団から外を回して最後よく伸びてはいましたが、スカーレットカラーから離されること0.3差。
毎度勝ちきれないキャラが定着しており、今回も頑張って圏内までと見るならやれそうですが、頭で勝ちきるイメージは沸きません。

3着のサラスは決め手のある馬で、上がり最速で迫ってきた内容はタイミング次第ではクイーンズベストを逆転までありました。
元々長いところを使っていた馬でスタミナは豊富で、今回51キロというハンデも含めればで一発あってもいい能力は秘めています。

【下鴨S】

12.7 – 12.4 – 12.7 – 12.8 – 12.4 – 12.4 – 11.3 – 11.0 – 11.2 – 11.2
1000m追加 63.0のスローからのロングスパート

1着のセンテリュオは1馬身以上突き放す圧勝で、最後方から直線外に出すと一頭脚色が違うという内容。尼崎特別では重賞2連勝を果たしたメールドグラース相手に2着好走、相手には阪神大賞典で入賞を果たしたカフジプリンスがいることからもG3レベルなら即通用でしょう。

ただ、近2戦は小頭数レースでスムーズに運べたこともありますし、今回も斤量は据え置きの54キロ。人気するほどの信頼性があるかというと、枠次第では取りこぼすといったところも見ておいたほうがいいと思います。

4着のチカノワールは3着馬とタイム差なしの同着入線ですが、道中枠の分外を回ったとはいえスムーズに運んで後続にあっさりかわされてますし、その前走、前々走でも特に目立つ内容は見られませんし、これといった決め手もなく、この馬を推す材料が見当たりません。

【但馬S】

12.8 – 11.6 – 12.3 – 12.4 – 12.1 – 12.5 – 12.0 – 11.6 – 12.0 – 12.8
1000m 通過 61.2

1着のモーヴサファイアは2着素質馬フランツが次走も好走、4着メイショウキトラは次走勝ち上がり、5着マイネルファンロンも次走勝ち上がり、というハイレベルレースを3馬身離しての完勝で、このレースで一頭抜けた存在感を示しました。

阪神コースの良績は多くあり、3走前は今回人気するであろうセンテリュオ相手に完勝している点も見逃せません。馬場状態不問で走れるのはプラス査定で週末雨が残ったとしても問題なく走れるでしょう。

上記をふまえて、枠順確定前の段階で◎軸候補と☆注目馬は、ブログランキング説明文にて。

◎ブログランキング説明文にて

能力面はここで即通用と見ますし、短期免許で結果をあまり残さなかったシュタルケJK→○○JKの手替わりは間違いなくプラスでしょう。あとは最近は運のない○○JKが運を味方につけられるかどうか。せっかく好枠を引いたのにどん詰まり、とかスタート後手いうのだけは勘弁してほしいですね。


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出走馬の馬柱と追い切りを判断材料に展開、馬場を絡めた予想をしています。重賞とメイン前後、裏開催の平場レースをぼちぼち予想していきます。勝負事なので勝敗は大事ですが、それよりも納得した勝負をして公営競技としてレースを観戦できる心のオアシスとして競馬と接していきます。