【日曜競馬予想】エリザベス女王杯 ”1年前から君を待ってた” (2019) 無料競馬予想

いつも「陽気な馬券が地球を回す」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
デロリアンです。

今週はデットーリは騎乗停止で来日しないとか、戸崎JKの負傷で有力馬のサンライズノヴァは地方の森JK乗り替わり、クロコスミアは藤岡佑JKに乗り替わり、とかいろいろありますね…

そして、事前に押し引きのセンスの無さに触れていましたが、土曜日はポンコツっぷりを発揮し、武蔵野Sは本命が飛んで対抗馬が1着で大荒れ、買うか悩んだ福島メインも買わず、結果4万馬券を逃す、というしょーもない結果に。

こういったときは、熱くならずに淡々といつも通りの予想スタイルを崩さず、ひたすら当たりを待ちます。

エリザベス女王杯,福島記念の予想です。

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京都11R エリザベス女王杯

◎クロコスミア

好材料：コース適性、リピータ
競馬を数年やっている人で穴党であれば、2年連続で馬券に絡んでいるこの馬が最も気になるところではないでしょうか。なので人気想定は5番人気のこの馬から書きます。2017年は9番人気ながらも番手から和田JKの粘りの騎乗でクビ差2着、2018年もそれまでの戦績振るわず9番人気で岩田JKの絶妙なペースの逃げ粘りでクビ差2着。ここ最近はG2で馬券にならないのにG1になると激走する不思議な馬です。ヴィクトリアマイルからは戸崎JKに手替わり、さっそくG1激走の3着で高速馬場の府中にも対応、今年もこのレースを見据えて順調に叩いてきました。コース適性は過去の戦績で示していますし、リピータ色の強いこのレースでは当然馬券に抑えたい一頭ではあります。

不安材料：高齢馬、予定外の乗り替わり
このレースは顕著に高齢馬には厳しい結果が出ています。ラキシスもマリアライトも5歳で馬券外に散りました。過去10年で6歳以上で馬券になったのは2009年の大波乱の立役者テイエムプリキュアただ一頭です。また、JBCレディススプリントで落馬負傷した戸崎JKはかなりの重傷(開放骨折)で長期戦線離脱を余儀なくされたため、急遽、予定外の乗り替わりとなります。果たしてこの馬の持ち味をしっかりと引き出せるジョッキーに依頼があるのかどうか。

この馬はG1でこそ買うべき馬です。

もともと重専用かと思っていたのですが、ヴィクトリアマイルでは良馬場東京の高速馬場に対応する、という成長を見せました。判りやすいほどの叩き良化型であり、休み明けはまったく走れず、2走目もまったく走れず、3走目にして激走というのがこの馬の特徴です。その激走はG1であっても相手強化でもまったく問題はありません。

★2018秋：　札幌記念8着→府中牝馬S5着→エリ女2着
★2019春：　中山牝馬S6着→阪神牝馬S5着→ヴィクトリアM3着
★2019秋：　札幌記念7着→府中牝馬S5着→エリ女

今年は2018年と同様のローテーションを組んでいるように、陣営も明らかにここを狙ったローテーションを組んでおり、3年連続同重賞での好走率が悪い、6歳以上の好走率が悪い…そんなデータはこの馬が覆してくれるはずです。

2019年3歳世代の能力は未知、2018年3歳世代(アーモンドアイ世代)は最強牝馬以外は平凡レベル、2017年3歳レベルはモズカッチャンの牡馬混合戦の活躍からも相当なもの…その古馬牝馬の一戦級が出走した過去のG1舞台で結果を出し続けたこの馬が、データを覆すだけの激走を果たすことに賭けてみるのはありでしょう。

先日のスマハマ暴走案件を見ると戸崎JK→藤岡祐JKの乗り替わりは不安ですが、意外と外からサラキアが行ってくれて、ペースは落ち着く可能性があります。

いずれにしても穴人気からは開放されるようで、オッズ低下も加味しての本命とします。

福島11R 福島記念

◎マイネルファンロン

好材料：前につける脚質、小回り巧者、血統の裏付け
中山の条件戦や函館記念で好走しており、福島の2000mコースはいかにも得意という印象。実際に函館記念はステイフーリッシュに先着を果たしています。母系にこのコースで良績を残すロベルトの血が流れており、タフな展開になれば面白いですね。前走の毎日王冠はまったくの適性外＋相手は格が違いすぎるレースでした。このレースの着順を理由に人気を落とすのであれば、メンバーレベルが一気に落ちる今回は狙ってみたくなります。

不安材料：鞍上
丹内JKも重賞になると物足りない乗り手です。函館記念は地元開催という得意条件での好走でした。福島も条件戦は悪くないのですが重賞だと…過剰な期待は禁物だと思います。1キロ少ない54キロならもう少し期待したいのですが。

函館記念とラップ推移が近い展開になる見立てです。

福島記念は上がり最速よりも、小回りを先行できる器用さを持ち合わせた馬が馬券に残ります。今回有力どころが軒並み後方脚質なので、スローで流れる想定であれば前につけたこの馬の残り目を狙います。

東京10R 奥多摩S

◎ウインドライジズ

東京1400mといえば、黙ってダイワメジャーを買います。

府中はだいぶ差しが決まる馬場になってきましたが、このレースはアダムバローズくらいしか逃げる馬がおらず、淡々としたペースで流れそうです。展開面では先行してしぶとく粘れる馬有利と見ます。

ウインドライジズは戦績を見ると、東京コースは(1-4-1-6)で着外に敗れているレースもほぼ掲示板を確保しており、明らかな東京1400mのスペシャリスト。前走もクビ差で負けたとはいえ仕掛けのタイミングひとつでしたし、3着馬は振り切っており定量戦+乗りなれた鞍上の継続騎乗で当然勝ち負けと見ます。

東京11R オーロC

◎ショウナンライズ

東京1400mといえば、黙ってダイワメジャーを買います(2回目)

有力どころの簡単な考察を書くと、
トゥザクラウン：　東京コース良績光るがいずれも剛腕外国人JK、さらには夏好走→冬凡走タイプでこの時期とこの鞍上でどうか
ラヴィングアンサー：　叩き良化型の休み明け
プールヴィル：　前走2着も相手は弱い。3歳牝馬の古馬混合戦も心配
エントシャイデン：　出遅れ癖あり決め手も中途半端

上位総崩れ、とまではいかないと思いますが不安要素があるのは確か。

今回出走するダイワメジャー産駒は前述したラヴィングアンサー、フロンティア、ショウナンライズの3頭。フロンティアについては持ち時計も能力も足りないでしょう。

ショウナンライズは前走富士SはG1馬ノームコアが制したハイレベル戦で前で競馬をしての0.8差、2走前は後方からの2頭で決着するレースで大敗、と2戦連続で馬柱を汚してのここは相当人気が落ちる場面。

実際は3走前にリステッド競走を制しているように、このクラスでは通用する能力は足りてます。
今回はエイシンティンクルが控える宣言をしていますし、前に行く馬は手薄になります。3走前ツーエムマイスターとワンツーを決めたレースと同じ展開に持ち込めれば、激走があっても不思議ではありません。

以上が日曜日の予想となります。平場も時間あったら追記しますのでヨロシク~　→追記upしました！

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