いつも「陽気な馬券が地球を回す」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
デロリアンです。
今週も4重賞開催、と競馬好きには堪らない週末ですね！
デロリアンは筆が遅いので(じゃあなんでブログやってるんだ？)予想記事を書くのは実は結構大変だったりします。
ただ、ブログの更新頻度を上げる=しょーもない予想は出せない=しっかり予想する=自分の馬券が当たるの好循環だと思いますので、しっかり予想していきます。
福島記念の週中予想です。
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福島記念 週中予想
過去10年の結果からの考察
枠：
好走は5枠まで。6枠から外は複勝率も低く勝ち馬が出ていない。なぜか4枠が外枠以上にデス枠で、複勝率は5パーセントとまったく馬券にならない。白黒帽子はとにかく馬券になり易い。
人気：
一番人気は複勝率70パーセント、2〜3番人気もしっかり馬券に絡む。ハンデ戦とはいえ馬券は平穏傾向
馬齢：
3歳～4歳の勝率、複勝率が抜群にいい。馬券で迷ったら若い馬を買ったほうがいい。
所属：
美浦所属の関東馬の勝率が高い。輸送距離の関係もあるのかもしれない
血統：
ロベルト、グレイソブリン持ちは良く馬券になる。トニービン持ちには注目！
ステップレース：
毎日王冠、富士S、オクトーバーSなどが目に入るが、様々なステップレースから馬券に絡む。前走はあまり気にしなくていい
注目馬の考察
【ミッキースワロー】
好材料：実績上位、右回り巧者
単純な相対評価をすれば、G2レースで馬券になっている、強豪レイデオロ相手に先着している点は素直に評価していいと思います。前走のオールカマーはスティッフェリオがマイペースで完全に出し抜いた流れでしたが、外から真っ向勝負をして上がり最速での2着。前々走の七夕賞はトップハンデを背負って勝ち切っていますし、4走前は最近豪州G1で大活躍しているメールドグラース相手に0.1差の2着。そしてこのレースで注目すべきトニービンの血が入っています。斤量は更に増えて58.5キロですが、その点を極度に嫌う必要はないと考えます。59キロでなくて良かった、というところです。
また、良績は右回りに集中しており、G3の福島なら素直に上位評価でいいでしょう。
不安材料：他頭数レースでの脚質
菊沢JKは毎度「ちょっと早いな」という位置で仕掛けるタイプです。前走は少頭数レースだったので邪魔になる馬はいませんでした。また七夕賞は差し向きの展開の助けもありました。捲り差しはタイミングが難しく、展開によっては外をぶん回すリスクが伴います。捲りに行かない、という判断もありますが、そうなると追い込み馬には不利なコースなのが福島の芝2000mです。そう毎度毎度うまくいくでしょうか。
【ステイフーリッシュ】
好材料：重賞実績、先行脚質
この馬も戦績だけで見るならG2までなら勝ち負けできる能力は有しています。伝説の京都新聞杯の勝ち馬ですからね。上がりの早さをそこまで問われないレースなので、前付けできる脚質は安定感があるように思えます。57.5キロは函館記念で経験して好走していますし、問題ないでしょう。
不安材料：重賞実績のない鞍上
中谷JKは22年目にして重賞勝利は未だにゼロです。素人、とまでは言いませんが特に秀でた技術や勝負勘が備わっているとは思えません。3場開催で空き巣気味のメンツでも、明らかに見劣ります。入着はあっても頭で入線する絵は浮かびません。
【クレッシェンドラブ】
好材料：福島巧者(馬も鞍上も)
七夕賞はミッキースワローに先着を許しましたが、上がり最速で猛追するも、あと一歩のところで届かず、という内容。出遅れの分位置を悪くしたのも響きました。オールカマー5着は直線捌けずに追い出しが遅れる、という明確な敗因がありました。能力の優劣をつけるならミッキースワローと差はないでしょう。ウチパクさんは福島では勝率こそ目立ちませんが、複勝率が異常に高く、2-2-8-10と複勝率が50パーセントを超えています。乗っている馬の人気もふまえると得意コースと見て良いです。
不安材料：他頭数レースでの差し脚質
こればっかりはどうしようも無いですね。前走も小頭数で詰まってましたし、馬群をこじ開けてくるだけの力はありません。前が空くか否かは枠と展開頼みです。
【アドマイヤジャスタ】
好材料：特になし
53キロ、という軽ハンデですが、前走も53キロで大敗しておりまったくプラス要素にはなり得ません。netkeibaの想定4番人気は目を疑います。
不安材料:近走の負け方
近走はハデに二桁着順で負けています。逃げ馬がバテてこの着順であればまだ仕方ないなと思えるのですが、この馬は差し馬です。バ体重の増減が激しく仕上げていなかった、というのはあるかもしれませんが、個人的には馬の気持ちが切れてしまったような気がします。競走馬は一度こういった状態に陥るとなかなか復活はできません。ホープフルSはサートゥルナーリアの2着という中山2000mの好走実績はありますが、このレースに出走した馬のその後を見る限りでは大したメンバーではありません。
【マイネルファンロン】
好材料：前につける脚質、小回り巧者、血統の裏付け
中山の条件戦や函館記念で好走しており、福島の2000mコースはいかにも得意という印象。実際に函館記念はステイフーリッシュに先着を果たしています。母系にこのコースで良績を残すロベルトの血が流れており、タフな展開になれば面白いですね。前走の毎日王冠はまったくの適性外＋相手は格が違いすぎるレースでした。このレースの着順を理由に人気を落とすのであれば、メンバーレベルが一気に落ちる今回は狙ってみたくなります。
不安材料：鞍上
丹内JKも重賞になると物足りない乗り手です。函館記念は地元開催という得意条件での好走でした。福島も条件戦は悪くないのですが重賞だと…過剰な期待は禁物だと思います。1キロ少ない54キロならもう少し期待したいのですが。
★クレッシェンドラブ
ミッキースワローがトップハンデならチャンスはあるでしょう。前走のオールカマーの詰まりはウチパクさんのお家芸。今回は詰まらないことを祈るばかりです。
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