【週中予想】クイーンC うら若き乙女の祭典 (2019) 無料競馬予想

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デロリアンです。

今回はクイーンCの枠順確定前の週中の注目馬の考察です。

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クイーンカップ (2019) 予想オッズ

クロノジェネシス牝3 55 北村友斉藤崇 1.8
ビーチサンバ牝3 54 福永友道 3.0
ミリオンドリームズ牝3 54 ルメール藤沢和 5.1
レッドベルディエス牝3 54 ブロンデル鹿戸 13.8
マジックリアリズム牝3 54 ミナリク尾関 17.4
カレンブーケドール牝3 54 戸崎圭国枝 19.5
マドラスチェック牝3 54 大野斎藤誠 27.4
ジョディー牝3 54 武藤戸田 31.6
アークヴィグラス牝3 55 瀧川寿嶋田幸 77.9

阪神JF組のクロノジェネシス、ビーチサンバが人気の中心でしょう。

その他では少し離されてガリレオの血を引くミリオンドリームスが人気するでしょうか。
下位人気に至っては混戦。

東京芝1600m コース傾向

府中の長い直線は開催によって馬場がコロコロ変わります。
先週の結果を見る限りは瞬発力に加えて長い直線を走りきるだけのスタミナも必要でした。

今週の東京の天気は、なんと雪！
無事に当日開催されるかも気になりますが、開催されたとしても悪天候は濃厚。

そうなると波乱含みの一戦、となっても不思議ではないですね。

デイリー杯クイーンC (2019) 注目馬の考察

△クロノジェネシス牝3 55 北村友

バゴ産駒らしからぬキレる末脚の持ち主で、アイビーSは派手な勝ち方での勝利。
ただ、蓋を開けてみるとその内容は上がり勝負になった分で末脚はキレていますが、全体時計としてはあくまでもソコソコ。

加速に時間がかかるタイプで直線の長い阪神コースでこそ、ととれますがマイルの経験がないのは少し気になりますね。

阪神FSでは痛恨の出遅れでしたが直線ではただ一頭33秒台の上がりを使って追い込んできました。
一瞬の爆発力は凄まじいものを持っています。

ビーチサンバが直線大きな不利なく入着したのに対して、この馬は馬群を割ってこの脚を使ったところを考えても能力面の比較としてはクロノジェネシス > ビーチサンバで良いと思います。

ただ、賞金は足りておりここは本気獲りでないのは追い切り面にも現れており、人気ほど信用できるとも思えず。
死角はあると思いますが。

★ビーチサンバ牝3 54 福永

アルテミスSがこのレースと直結するのが近年の傾向。
展開がハマった感のあるシェーングランツよりもこちらを上にとります。

ダービージョッキーの今年の集大成は、腹を括る競馬を覚えたこと。
どん詰まりいっくんなのか、溜めて溜めて最後に爆発か。

後者の方に賭けるだけの配当が見込めるここで本命に指示します。

アルテミスSでは出遅れつつもシェーングランツの次点での入線。

出遅れがなければ勝っていたのはこの馬でしょう。

全兄には朝日FSを制したフサイチリシャールがいるように、
同じく早熟な成長曲線を描いているのであればこの段階での完成度はかなり期待できます。

個人的に注目したいのは今回と同じ阪神外回りを舞台とする新馬戦の上がりタイムで、
稍重馬場で前目から押し切っての3ハロン 33.4！

週中には雨が降る予報もあり、良馬場開催でも先週より多少時計のかかる芝状態になればチャンスは充分。

もちろん良馬場でも期待しています。

阪神JFではクロノジェネシスには若干見劣るものの、新馬戦で見せたパフォーマンスを考えれば展開次第では逆転は可能。
馬場が渋るのは歓迎で今週の天気はこの馬に味方するか？！

小頭数開催でさすがの福永JKでも前が壁になる恐れは軽減。
クロノジェネシスが売れるならこの馬からの単勝勝負は熱い。

▽ミリオンドリームズ牝3 54 ルメール

父フランケルに母父はブリーダーズクラシックを勝ったエーピーインディという良血馬。

ただ、札幌の新馬戦での勝ち方はそこまで目立つ内容ではないですし、休養６ヵ月明けでいきなり走れるかはかなりハテナで素質の高さでどこまでやれるか…ここでルメール鞍上で人気して買うような馬ではないです。

-レッドベルディエス牝3 54 ブロンデル

まずはブロンデルJKの来日中の存在感の無さ… 【0-1-2-33】と完全に空気です。
ノーザンファーム天栄経由でここに挑むようですが勝ち上がった未勝利戦にしてもたいしたメンバーではありませんでしたし、特に今回ここに狙いは立たないです。

▽マジックリアリズム牝3 54 ミナリク

なぜかダートでは上手いミナリクJKも芝レース、ましてや重賞では影が薄いジョッキーの一人。
東京コース狙って使っているように父ディープ × 母父シンボリクリスエスでスピードとスタミナを兼ね備えた馬ですがまだまだ発展途上で強くなるとしても秋頃～4歳を迎える頃かと。

上がりが使える馬ですが、この馬が好走する展開ならその前にはクロノジェネシスとビーチサンバが居るハズ。

-カレンブーケドール牝3 54 戸崎

東京コースの持ち時計を見てもここでは厳しい印象。そして迎えた鞍上は差し馬ではめっぽう勝負弱い戸崎JK。買えません。

★マドラスチェック牝3 54 大野

前走の赤松賞はジョディーに逃げ切りを許したものの最後良く差を詰めての内容。ラスト1ハロンでグイグイ伸びてきたように、仕掛け遅れが致命的で、仕掛けどころ次第では1分33秒台は楽に出せそうな内容でした。

ミリオンドリームズと同じエーピーインディの血を引くスタミナがあり、ここまで人気に差があるのはあまり腑に落ちないですね。有力馬が軒並み後方からで天候悪化で馬場状態が前残りになる可能性も考慮すると、好位置から早い上がりで運べるこの馬に展開が向きそう。

何が何でも賞金を加算したい立場、というのは追い切りからも読み取れましたし、一発穴を空けてもまったく不思議ではありません。

△ジョディー牝3 54 武藤

前走阪神JF時の考察。

たまに穴を空ける赤松賞の勝ち馬。
新潟2歳Sではケイデンスコール相手に最後まで食い下がっていたし、前走は開催後半の前残り馬場がハマったとはいえ東京コースを逃げ切るほどのスタミナがあります。

夏場から使ってのここ、というのは臨戦過程としてなかなか難しいものはあるかもしれませんが、まったく人気はしないので馬券に引っ掛かったときの配当への恩恵は計り知れない。

さすがの四位JKも逃げ馬で大外ぶん回しをするとは思えないのでレッドアネモスを買うくらいならこちらを復系で抑えてみたい。

結果としては内枠からスタート出遅れ持ち味をまったく活かせずの16着大敗でしたが…自分の競馬をしていないので仕方のない結果でしょう。

新潟2歳S 4着、サフラン賞 4着と掲示版キャラですが、言い換えれば自分の競馬ができれば相手なりに踏ん張れるタイプですので…完全に消しとまではせずに一口抑えても見返りのあるオッズで推移するなら面白いでしょう。