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デロリアンです。
今回は中山金杯の枠順確定前の注目馬の見解です。
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中山金杯 (2018) 予想オッズ
ステイフーリッシュ 牡4 56.0 藤岡佑 3.2
マウントゴールド 牡6 56.0 武豊 4.3
タイムフライヤー 牡4 56.0 和田 5.1
エアアンセム 牡8 57.0 田辺 6.7
コズミックフォース 牡4 56.0 石橋脩 8.3
ウインブライト 牡5 58.0 松岡 11.3
アドマイヤリード 牝6 56.0 横山典 14.8
タニノフランケル 牡4 53.0 内田博 14.8
ストロングタイタン 牡6 57.0 大野 21.6
ブラックバゴ 牡7 56.0 戸崎圭 39.3
G1ラッシュがひと段落して、強い面々を見てきた後の、この小粒感。
ハンデ重賞、という点もあって人気通りには決まらなそう。
実績組からは
京都新聞杯勝ち馬だけどいまいちムラっぽい戦績のステイフーリッシュ
ホープフルSの勝ち馬でその後不振も菊花賞で復調気配のタイムフライヤー
函館記念勝ち馬エアアンセム
ヴィクトリアマイル覇者アドマイヤリード
いずれも近走不振だったり勝ちきれないレースが目立ち、当日まで人気は読めないですね。
枠順次第で人気の上下はありそう。
中山 芝2000m コース傾向
昨年末の有馬記念週では先行有利馬場が天候の変化で一変、外差し馬場へと変貌。
いっぽう、ホープフルSでは世代屈指の良血馬サートゥルナーリアは別格として
2着のアドマイヤジャスタ、3着のニシノデイジーは共に内にこだわっての入着。
なんとも馬場状態は読みづらいところですが
基本的に好走する馬は直線のキレ味だけではなく、道中いかにロスなく立ち回れるか、でしょう。
枠順次第で狙う馬も変わってくると思います。
中山金杯 (2018) 枠順確定前 注目馬の考察
▽ステイフーリッシュ 牡4 56.0 藤岡佑
重賞級の能力は有していますがとにかく折り合いが難しく、大抵は道中に闘志を燃やしてしまい直線のころには燃え尽きてしまう馬。
勝ちきった京都新聞杯はメイショウテッコン、ユーキャンスマイルなど下してはいますがメンバーレベルはハテナですし、
チャレンジCは藤岡祐JKがかなりうまく乗ってやっとこさの3着入線。
ホープフルSで好走しておりコース実績はありますが、そのホープフルS自体が今にして思えば低レベルレースですし、ここで大人気して強気に買うような馬ではありません。
▽マウントゴールド 牡6 56.0 武豊
相手なりには走れる馬質ですが、善戦マンで勝ちきれないイメージは拭えず。
今回も前有利の展開になればあっさり好走してもおかしくはありませんが、これと言って推したい材料は見当たらず。
鞍上の腕込みでも軸に据えるほどの魅力は感じません。
▽タイムフライヤー 牡4 56.0 和田
一応Ｇ１馬の肩書きの持ち主。
ただしホープフルSのレースレベルはその後の他馬の戦績を見る限りはかなり疑問で到底G1と呼べる代物ではなかったハズ。
菊花賞では同じ位置から上がっていったブラストワンピースは有馬記念を制覇。
ただし有馬記念は池添JKの執念の決め打ち騎乗とかなり差し向きな馬場がハマっての結果で、じゃあ次はこの馬の出番か、と単純にゴーサインは出せません。
久々の中山コースでハマそう、といえばハマりそうですが…
脚質的にも追い込み一辺倒で展開待ち。
現状軸ではとても買えませんが、最後に突っ込んできて馬券圏内、という評価。
18年3歳世代が軒並み好走したことでこの馬にも人気上乗せがされるのであれば馬券的妙味はありません。
★エアアンセム 牡8 57.0 田辺
良積が中山の1800～2000辺りに多いように典型的なロベルト持ち。
オールカマー4着は今回のメンバーに入れば威張れる戦績で高齢馬だからと嫌う必要はありませんし、
馬券圏内好走までは最も近い気がしますが、スティッフェリオ、マイスタイル相手に苦戦している馬が勝ちきるイメージまでは湧きません。
-コズミックフォース 牡4 56.0 石橋脩
過去ダービーで好走した馬のうち、本当に実力があるのは外差し競馬で結果を出した馬が多く、この馬は内枠、先行有利の展開を好位から進めた結果の激走で、セントライト記念、菊花賞と散々だった戦績からも本当の実力はたかが知れている、と取れます。
△ウインブライト 牡5 58.0 松岡
とにかく松岡JKが付きっ切りで調教を付けており、よほどこの馬の素質に惚れこんでいる模様。
マイルCSは勝ち馬から0.4差ですし、半年の休み明けから叩き3戦目という事を考えると走り頃のようにもとれますが、トップハンデを背負ってなお勝ちきるのは展開の助けが必要。
-アドマイヤリード 牝6 56.0 横山典
小柄ステイゴールド産駒らしいピッチ走法で荒れ馬場巧者。
そんな展開が見事にハマったヴィクトリアMは鞍上の腕込みでの激走で、その後は展開と馬場がハマらずの凡走。
前走ディセンバーSでは久しぶりの小回り小頭数レースで持ち味を存分に引き出した典さんの好騎乗で久々の好走でしたが、
今回もその一瞬の脚が活かせるかどうかはまったく信頼できませんし、牡馬混合のここで、という感じもしません。
-ストロングタイタン 牡6 57.0 大野
G3レベルであれば勝ち負けに加われる程度の能力は有しており、休み明け中日新聞杯は+36キロでの好走。
叩き2走目はピンかパータイプ、大野JK乗り替わり、心房細動の爆弾持ち、オッズ低迷で穴党ならいかにも飛びつきたくなるが
本質的には暑い時期に活躍する馬で一昨年の中山金杯凡走からもコース適正は見出せない。
中山金杯 (2019) 注目穴馬
★サンマルティン セ7 56.0 マーフィ
乗り難しい馬ですが都大路Sでは今回ある程度人気するであろうエアアンセムに完勝しているように、きちんと乗ればそれだけの結果は出せる馬。
２走前小倉記念はスローペースを後方に構えて持ち味を活かせずの敗戦。
前走毎日王冠は出遅れ折り合い欠いてレースにならず。
今回も折り合いは課題ですが、前付けのヤリ手JK乗り替わりのタイミングでも汚れた馬柱から多分に人気落ちの想定で…
相手関係を見れば圏内に届いてもおかしくないここでは妙味たっぷりの大穴候補です。
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