【枠順確定前】アルテミスS 各馬の考察 (2018) 無料競馬予想

いつも「陽気な馬券が地球を回す」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
デロリアンです。

今回は、アルテミスSの枠順確定前の有力各馬の考察をしていきたいと思います。

このレースは出世レースとなっており、過去を振り返ると

2017年 1着 ラッキーライラック

2016年 1着 リスグラシュー

2015年 1着 デンコウアンジュ(2着メジャーエンブレム、3着クロコスミア)

と後の重賞で活躍する馬を多数輩出しております。

今年もここを将来の足掛かりとする名牝が誕生するのか?!


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アルテミスS (2018) 予想オッズ

新馬戦で圧倒的なパフォーマンスを見せたグレイシア
姉譲りの瞬発力を持つミスエルテの下、ミディオーサ
ソウルスターリングの妹シェーングランツ

このあたりに人気が集まりそうですね。

ただ、この時期の若駒の、ましてや牝馬の一戦。
昨年も超人気薄13番人気のサヤカチャンが激走して馬券に絡んだように、過去にも二桁人気の馬が馬券に絡んでくる、なんとも難解なレースです。

フルゲート想定、となると尚更荒れそうですね。
各馬をしっかり把握して、的中への道を開きたいと思います。

東京 芝1600m コース傾向

先日の富士Sと同じ舞台ですが、この時期の若駒となると内枠でヘタに揉まれると力を出し切れず、外を回してでもすんなり運べた方が良かったりします。

そして先日の毎日王冠、府中牝馬S、富士Sと東京コースは高速決着の傾向が続いております。

毎日王冠(アエロリット) 1:44.5

府中牝馬S (ディアドラ) 1:44.7

富士S (ロジクライ) 1:31.7

今週の土曜日府中は雨の予報もあり、渋ってどれくらいの馬場になるのか不明ですが、そこまで降らなければ高速傾向でしょう。

予想が難しくなる分、的中すれば配当にも期待は持てそうです。

各馬の考察

この時期の2歳戦、ということでなかなか能力比較が難しいところがあります。

流石に全馬の全レースは見きれないので、以下に個人的に気になっている馬を記していきます。

★グレイシア 牝2 54 田辺

新馬戦は3着馬4着馬があっさり次走で勝ち上がっていることからもレースレベルはけっして低くはない、そんな中で、6馬身突き離すという圧巻のパフォーマンス。

続くアスター賞は大きく出遅れて後方競馬を強いられるも、外外を回して上がり33.5の豪脚を使い、終わってみれば他馬をまったく寄せ付けず。最後は流す余裕すらあり。

出遅れを悪癖とネガティブにとるか、脚質に幅が出たとポジティブに捉えるかは各々の判断に委ねるとして、

個人的な評価はこの馬中心かな?と考えます。

先日のジェネラーレウーノでは期待を裏切られた田辺JKですが、関東圏のレースなら大丈夫でしょう。

△ビーチサンバ 牝2 54 藤岡康太

全兄フサイチリシャールは未勝利戦からの連勝劇で朝日FSを制したのちにクラシック前哨戦で燃え尽きてしまった早熟馬。

一応その後も阪神カップを制しましたが、以降はパッとせず。

同じ成長曲線を描くのであれば、この時期にこそ活躍するべき馬です。

この鞍上で、更にはディープ産駒やモレイラが人気を吸うのであればオッズは舐められるはずで、そうなると馬券的に妙味はありそう。

すでに1600mの稍重馬場を経験したのも多少のアドバンテージ。

3連系の馬券なら抑えて損はないと思います。

★エールヴォア 牝2 54 浜中

新馬戦で戦ったレースガーデンは期待されている素質馬で、そこを緩い仕上げで勝ちにいく競馬をしての2着ならあまり悲観する内容ではないと見ます。

前走未勝利戦では一度叩いた上積みからか、一変して他馬を圧倒する6馬身差。

大型馬なので叩き3戦目で更に状態が上がることも考えられる今回、勝ち負けに絡むと見ています。

想定では7番人気はちょっと皆さん見る目がないですね(ΦωΦ)フフフ…

まぁ、当日はもう少し売れると思うのですが。

△ウインゼノビア 牝2 54 松岡

新馬戦負けた相手は新潟2歳Sで人気に推され見せ場のあったジョディ。

その後の未勝利戦で府中のマイルを勝ち上がり、クローバー賞で稍重馬場を押し切った経験もプラスに捉えていいでしょう。

この時期で狙いたいのは揉まれる中団差しよりは前目から押し切る好位先行馬、としたときにこの馬に目が留まります。

早い時期から活躍するスクリーンヒーロー産駒、ウイン主戦の松岡JKが継続して騎乗するのも好印象。

そういえば昨年サヤカチャンの逃げで穴馬券を演出したのも松岡JKでしたね。

勝ちきるところまではなくとも2着、3着なら十分圏内と見ます。

▽ミディオーサ 牝2 54 モレイラ

ディープインパクト産駒でミスエルテの下、更にはモレイラ鞍上、となると人気を背負う宿命。

新馬戦で惜敗したエメラルファイトは札幌2歳Sで4着、アイビーS3着ということを考えると、不気味な感じはしますが、先に挙げた馬よりは多少見劣る印象です。

鞍上の剛腕で馬券内には来てしまいそう、というお茶を濁す評価。

あまり積極的に買いたくはないです。

▽シェーングランツ 牝2 54 北村宏

前走でど派手な勝ち方をしましたが、札幌芝1800mの走破時計 1:51.1 は実はそこまで早くないです。

開催が進み、更に雨が降ったあとの札幌2歳Sの勝ち時計は 1:50.1

これと比べても物足りないですね。

ルメールJKはモズアスコットのために京都へ行っており、鞍上は新馬戦で結果を出せなかった北村宏司JKに手戻り、という点も心配。

ソウルスターリングの妹、というブランドだけで人気してしまうのなら嫌っていいでしょう。


ディープインパクト産駒や実績馬の下、鞍上などに目が行きがちですが、走るのは馬自身です。

ある程度情報を整理したらグレイシア以外の想定上位人気は怪しさ満点な印象ですね。

枠順確定前 注目馬

★エールヴォア

長い距離も使えそうで、オークス辺りでも活躍出来るように見受けます。

すっかり重賞では影が薄くなった浜中JKですが、この馬と共にクラシックへ羽ばたいて欲しいですね。

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出走馬の馬柱と追い切りを判断材料に展開、馬場を絡めた予想をしています。重賞とメイン前後、裏開催の平場レースをぼちぼち予想していきます。勝負事なので勝敗は大事ですが、それよりも納得した勝負をして公営競技としてレースを観戦できる心のオアシスとして競馬と接していきます。