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デロリアンです。
今回は、菊花賞の枠順確定前の有力各馬の考察をしていきたいと思います。
秋華賞。アーモンドアイは規格外の強さでしたね。
前残りっぽいレースであそこまでの競馬をしてしまうとは…
そりゃルメールもニッコニコ！
無事に牝馬三冠を達成し、その勝ち方はあくまで通過点にすぎない…まさにバケモノ。
仕上がりも7～8割、なんて話も上がっており、次走は体調面問題なければジャパンカップへ。
歴史的な名馬への階段を着実に進んでいくことでしょう。
ちなみにデロリアンの秋華賞の予想結果は…
1着 ◎アーモンドアイ
2着 ▲ミッキーチャーム
3着 △カンタービレ
—–
4着 ○サラキア
7着 消プリモシーン
なんとか3連複で的中！はしたものの、本線は対抗○サラキアとの絡みなのでトリガミ…
3着は大混戦だと思っていて、その中で最もサラキアが3着以内に入る可能性が高い予想だったのですが。
いつも通りに出遅れスタートから早めに動いていって、いつもの豪脚は繰り出せず。
アーモンドアイに勝つためにやったことなので仕方ないのですが、最後にカンタービレにかわされたのはちょっとォ！
ミッキーチャーム、穴人気しなければもっと強気に攻められたのに～
と、金額は入れませんでしたが悔しい結果となりました。
さて、菊花賞を見ていきましょうか。
日刊スポーツ新聞社運営の競馬情報サイト
新聞掲載と同じ出走表などコンテンツ満載
菊花賞 (2018) 予想オッズ
まだ出走馬は確定しておりませんが、登録は20頭。
人気に推されそうなところは
春に下位人気もレースで存在感を示して、神戸新聞杯で不可能な位置からワープしたエタリオウ
能力を期待されるも体調維持が難しく、変則ローテのブラストワンピース
皐月賞、ダービーと人気はしなかったがしっかりと結果を出して、前走は躓いたエポカドーロ
下位人気のほうも人気は割れており、秋華賞のアーモンドアイ一強とはうって変わって混戦ムードですね。
昨年は◎クリンチャーを打つも、キセキを軽視して、無印のポポカテペトルが飛び込んで、と涙を流したレース。
昨年のような大波乱がまた起こるのか。可能性はゼロではないと思いますよ！
京都 芝3000m コース傾向
このコースで開催されるのは菊花賞と万葉ステークスのみ。
スタート直後にすぐに坂を上りながらコーナーに入るため、行き脚は重要。
前半のポジション取りも大切だが、なにより長丁場なので内でロスなく運ばないと余分な距離を走ることになりキツい。
外回りコースだが過去の傾向からも追い込み脚質は厳しく、過去10年で追い込んで勝った馬は昨年のキセキを含めて2頭だけ。
今回人気を背負うエタリオウは毎回ほぼ最後方からの追い込み脚質。
昨年のキセキと同じミルコ・デムーロが騎乗。はてさて。
有力各馬の考察
△エタリオウ 牡3 57 ミルコ・デムーロ
春のクラシックは人気薄ながらも青葉賞、ダービーで見せ場を作って地力を示しました。
夏あけて神戸新聞杯はミルコ・デムーロの鞍上も手伝ってワグネリアン、エポカドーロとともに3強扱い。
その神戸新聞杯はメイショウテッコンのマイペースで前有利の展開になって、
絶望的な位置から追い込んでワグネリアンに差し迫る勢いの2着。
かなり強い内容ですね。
ただ、今回の菊花賞、外回りとはいえ勝ち切るかはやはり乗り方次第だと思います。
ちなみにこの馬、斜行癖が気になるところで、過去に8戦中3戦を斜行して和田JK、ボウマンJK、デムーロJKがいずれも騎乗停止。
処分なしのレースも他の馬に影響が無かっただけで、やっぱり直線は真っ直ぐ走れていない…
じゃあ真っ直ぐ走ったらもっと強いんじゃ？ともとれますけどねｗ
ミルコがどの位置でゴーサインを出すか注目です。
△エポカドーロ 牡3 57 戸崎
皐月賞1着は暴走逃げ3頭を番手で追走してハマった感が満載でしたが、
ダービー2着は東京コースを逃げて最後までワグネリアンに食い下がるというかなり強い内容。
神戸新聞杯はスタートでの躓きがなければ前から２～3頭につける競馬をしていたはずで、
あれがなければもう少しまともな着順は確保できたかもしれない、という素人が見ても敗因が明確。
躓きは今回も無い、とは言い切れませんが…
あと、今年の戸崎JKはこの馬以外になにか勝ちましたっけ？
中山金杯とかシンザン記念あたりは頑張っていましたが、それ以降重賞で存在感が薄い。
▽ブラストワンピース 牡3 57 池添
別路線組で新潟記念では古馬相手に最先着。
なんでそんな変則ローテになるかといえば、虚弱体質で疲れが溜まり易いから。
そんな新潟記念は突き抜けて勝ち切った、とはいえショウナンバッハが馬券になるような低レベルレースで54キロですからねぇ。
ダービーでは前が詰まる不利があり、情状酌量の余地はありますが。
毎日杯で人気を分け合ったギベオンはNHKマイルC好走も秋初戦は人気を背負って大敗。
インディチャンプはやっと条件戦突破のレベル。
ハービンジャー産駒でこのステイヤーレースへの適性もハテナで、多頭数競馬で結果を出したこともなし。
特にこの馬を強く推す理由が個人的には見当たらず。
★ジェネラーレウーノ 牡3 57 田辺
セントライト記念1着。
皐月賞はアイトーンと一緒に超ハイペースで逃げて、この馬だけが馬券内に居残り。
ダービーでは皐月賞とはまったく違って、道中折り合いを欠いて直線を迎える頃にはズルズルと後退。
セントライト記念は神戸新聞杯組に比べれば大したことないメンツでレース内容もハマった感がありますが、そのハマったペースに持っていけるのはジョッキーの腕ですし、しっかり折り合えたのは気性面に成長を感じる内容でした。
そもそも実はダービー以外で崩れたことはない、という点も充分に素質を感じます。
長距離レースなので今回も折り合いは鍵になりますが、しっかりと折り合えれば上位人気に引けは取らない競馬が叶いそうです。
中山巧者なのか、右回り巧者なのか。どっちだ！
なお、個人的にはこの馬にかなり期待をしております。
ジェネラーレウーノは先行馬総崩れをきっちりと勝ちきったことは評価すべき内容のレースでした。
まずは菊花賞、その後の古馬重賞で主役級にのし上がれるか、注目の一頭だと思います。キタサンブラックもダービーは大敗しましたが、その後の活躍は周知の通り。
この馬はキタサンブラック級、は言い過ぎでしょうか？晩成血統でこれだけ結果を出してきていてこれからもっともっと強くなる気がするのですが。神戸新聞杯組は強豪揃いですが、本番も期待しています。
★メイショウテッコン 牡3 57 松山
神戸新聞杯は強豪相手に自分のペースに持ち込み3着。
スタート行き脚は付くタイプで逃げなくとも番手競馬もできるのは強み。
同型のジェネラーレウーノとどう折り合いをつけていくかだけ。
マンハッタンカフェ産駒のスタミナ × 母父レモンドロップキッドもアメリカ血統という超スタミナタイプで
このマラソンレースの適正はかなり高い、と見ています。
今回も自分の競馬に徹して走れば充分にチャンスがある一頭。
距離は違えど、京都外回りでサラキア相手に3馬身突き放したことがある、というのは忘れないようにしたいです。
個人的にはジェネラーレウーノとメイショウテッコンのいったいった、という展開を期待しています。
なお、以下は神戸新聞杯での回顧です。
菊花賞では何番人気になりますかね。とにかく出走権を勝ち得て良かった。
個人的には本命ジェレラーレウーノとこの馬が前々でいったいった、でゴール前にエタリオウが突っ込んでくる、と夏前から妄想していました。
ルメールのお手馬レイエンダは人気を吸いそうですが明らかに距離が長い。ルメールは「距離が伸びるといい」なんてコメントしていましたが実際は「菊花賞のお手馬イナイデース」ですからね！
▽グレイル 牡3 57 岩田
セントライト記念では前有利の展開向かない中でイン差しを試みて、前が空かずに外に切り返しての3着。
これがスムーズに運べていればレイエンダにもう少し迫れたかもしれません。
ただ、やはり菊花賞は後方脚質は厳しいし、この馬が馬券になるならその前にはエタリオウがいるはず。
展開面の予想で後方が有利と見たときに抑えるか抑えないか、当落線上ですね。
大物喰いハーツクライ産駒、というのは魅力はあります。
-フィエールマン 牡3 57 ルメール
ラジオNIKKEI賞2着からの休養明け。
ラジオNIKKEI賞はメイショウテッコンが56キロなのに対して、54キロというハンデがあっての結果なので、今回メイショウテッコンに先着出来るとは到底思えないですね。
休み明けのローテーションも気になります。
絶好調ルメール確保に魅力はありますが、それ以外にこの馬を推す理由が見当たらないです。
下手に穴人気するようであればなおさら嫌いたいです。
▽オウケンムーン 牡3 57 北村宏
毎年高レベル馬を輩出する共同通信杯の勝ち馬ですが、春のクラシックではまったく見所なく終わってしまいました。
セントライト記念では前が壁になる不利がある中で、上がり最速で5着まで入線、というと聞こえはいいのですが、
レースが終わってから突っ込んで来られてもねぇ…
気をつけたいのはこの馬の父オウケンブルースリは菊花賞の勝ち馬、というところです。
舞台適正は合うはずなので、他の馬がバテバテになったところで最後に脚が残っているかどうか。
血統だけ見て買うのであれば「アリ」能力面をそのまま評価するなら「ナシ」
-コズミックフォース 牡3 57 浜中
ダービーで大穴を演出しましたがセントライト記念では存在感のない走りで、馬に気持ちが入っていない感じでした。
決して弱い馬ではないと思いますが、やはりこのメンバーに入ると見劣ります。
-タイムフライヤー 牡3 57 和田
レイデオロを輩出したホープフルSの勝ち馬ですが、この世代のホープフルS組はこぞってクラシックで苦戦を強いられており
最先着したこの馬も次走でアイトーンの餌食になる始末。
セントライト記念はある程度仕上げていた状態と見ていて、それで叩き仕上げ一戦級に敵わないようでは
本番で期待するのは酷、というもの。
-ステイフーリッシュ 牡3 57 藤岡祐
ホープフルSではデビュー2戦目にして好走、共同通信杯は調教失敗の典型例のごとく大敗、
続く京都新聞杯は余裕ローテーションで復調して勝利、ダービーは間隔短く疲れ残り惨敗。
神戸新聞杯は休み明けと夏の成長を期待され穴人気するも、パドックでは汗びっしょり、レースでも折り合い欠いて敗戦。
長距離血統のステイゴールド産駒で好走した京都の舞台の楽しみはありますが
馬体も増えていないことから、まだまだ成長途上の位置づけでいいでしょう。
-アイトーン 牡3 57 国分恭
皐月賞でも見せた暴走逃げがハマるか否か。その1点のみ。
今回の国分JKには強気に乗ってほしいですね。
-アフリカンゴールド 牡3 57 松若
-グロンディオーズ 牡3 57 モレイラ
-シャルドネゴールド 牡3 57 藤岡康
-カフジバンガード 牡3 57 幸
-グローリーヴェイズ 牡3 57 福永
古馬混合の条件戦で強い競馬をしていますが、相手はそこまで強くなかったし、少なからず斤量の恩恵もあってのもの。
相手関係が一気に強くなる今回は厳しい結果が待っていそう。
枠順確定前 注目馬
★ジェレラーレウーノ
何度も言いますが、晩成血統のスクリーンヒーロー産駒でこの時期から結果を出しているのは、未来のキタサンブラックに成りえます。
ここで大輪の華を咲かせて将来も活躍してくれるでしょう。
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