いつも「陽気な馬券が地球を回す」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
デロリアンです。
今回は、富士Sの枠順確定前の有力各馬の考察をしていきたいと思います。
今週はクラシック最終レースの菊花賞ウィーク。菊の大輪にも注目ですが、配当的にはこちらが断然面白そうなレースとなっていますね。
とにかく二桁人気の馬が馬券になる波乱傾向のレース。
今回はしっかり的中出来るように各馬をしっかり見ていきますよ(ΦωΦ)フフフ…
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富士S (2018) 予想オッズ
フルゲート18頭のレースで登録も今のところ18頭。
勝ち馬にはマイルチャンピオンシップ(マイルCS)の優先出走権が与えられます。
昨年の覇者でG1は勝ちきれないが常に重賞で存在感を示すエアスピネル
マイルCSでは大外枠不利、3歳不利と言われる中で勝ち切ったペルシアンナイト
この2頭が中心でしょう。
しかし、今回は別定戦でペルシアンナイトはなんと59キロ!
エアスピネルは春の大舞台を状態面理由に回避したワケありの長期休み明け。
さらには想定フルゲート、ということで充分に波乱要素があるレースとなっています。
東京 芝1600m コース傾向
NHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、安田記念などが行われるコース。
最初の3コーナーまで長ーい直線。3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。
先日の毎日王冠、府中牝馬Sを見る東京コースは時計は高速傾向です。
毎日王冠(アエロリット) 1:44.5
府中牝馬S (ディアドラ) 1:44.7
ここまで速いと今回の富士Sも 1:32.0台、下手すれば 1:31.0台での決着、ということもあり得そうです。
ある程度は時計の裏付けがないと、勝ち負けに加わるのは難しいかもしれませんね。
有力各馬の考察
△エアスピネル 牡5 57 福永
G1はなかなか勝ち切れないキャラですが、常に安定した戦績を残す善戦マン。
実はデビューしてから掲示板を外したことは一度もありません(゚Д゚ )アラヤダ!!
そして昨年の勝ち馬でもあります。
持ち時計は昨年の安田記念 1:31.7でマイラーズCでも超高速馬場に対応出来ており、その点は問題なし。
ただ、春は体調面が間に合わずに大舞台を回避したように、秋も目標は間違いなく先。
今回は休み明け+ずっと手綱を握ってきた武豊JKから福永JKへ乗り替わり、というところも全幅の信頼を寄せられないところ。
まぁ、乗り難しい馬ではないのであたりの優しい福永JKは合いそうですけどね。
荒れる前哨戦をあえてここから入る必要はないですね。
▽ペルシアンナイト 牡4 59 ミルコ・デムーロ
昨年はマイルCSで外枠+3歳不利と言われた中での勝利。
大阪杯では上がり最速の脚でスワーヴリチャードに次ぐ2着。
安田記念は直線かなり苦しい位置になり6着も勝ち馬とは0.4差。
時計面もエアスピネルと同じ 1:31.7で駆けていますが今回はそのエアスピネルと2キロの斤量差がありますね。
世代上位には違いないのですが、叩き良化型のこの馬に59キロの酷斤量は、いかにも危険な香り。
前哨戦で死んだふりが得意なデムーロJK、というところも今回は不安視したい局面です。
状態次第ではバッサリ切ってもいいかもしれません。
▽ジャンダルム 牡3 54 武豊
何を以って想定オッズを出しているのか謎ですが、この馬が3番人気想定ですか。
そもそも皐月賞辺りから距離不安を囁かれていたようにここでの距離短縮は確実にプラス。
昨年のデイリー杯2歳Sではのちに重賞を制覇するカツジやNHKマイルCの勝ち馬ケイアイノーテックを子供扱いしているように、マイルでの能力は世代の中では屈指の実力。
ただ東京コースで古馬相手にいきなりやれるか?というのは完全に未知数。
武豊JKがエアスピネルではなくこちらに乗る、というところは大人の事情なんでしょうか。
当日もこんな人気で推移するとはとても思えませんが、現状は軽視しています。
★ロジクライ 牡5 56 ルメール
着実に力をつけてきており各地のコース問わずに満遍なく良績がある、というところは好感が持てます。
前目での押し切り競馬はこのレース合っている脚質ですし、賞金を加算したい立場のここでルメールJK確保は明らかに勝負気配。
夏場使った強みもあるので、枠と追い切りを見て問題なければ今回のメンバー相手に通用してもおかしくないでしょう。
時計面の裏付けはないので、超高速決着までいくと厳しいのですが、力を付けた今なら1:32.0前半、これくらいは走れると考えます。
▽ワントゥワン 牝5 54 モレイラ
関屋記念、京王杯オータムハンデと連続好走しましたが、明らかにデムーロJKの溜めてズドン!がハマった感はあります。
流石に使い詰めしてきてそろそろお疲れモードでもおかしくないここで、今回は斤量面の恩恵もありません。
モレイラ人気してしまうのであれば、馬券的な妙味は見出しづらいです。
なお、この富士Sは過去10年で牝馬が馬券になったのは2011年のアプリコットフィズの1回しかありません。
▽レッドアヴァンセ 牝5 54 北村友
この馬も牝馬フィルターの適用対象となりますね。
ただ、その戦績はなかなか優秀でヴィクトリアマイルは自分の競馬に徹して勝ち馬とタイム差なし3着。
このヴィクトリアマイルで2着のリスグラシューには阪神牝馬Sで先着もしています。
リスグラシューは牡馬混合でも状態さえまともなら結果が出せる馬ですし、そこと比べて遜色ないのであれば牡馬混合で太刀打ち出来ても不思議ではないですね。
条件戦ではユートピアSでフロンテアクイーンに先着。このフロンテアクイーンが先週の府中牝馬Sで3着入線したあたりもこの馬が穴人気しそうです。
個人的には今のところは今回軸にはせずに紐で加えるか加えないか、程度の評価です。
-ウインブライト 牡4 58 松岡
中山記念でアエロリットに先着しておりますが、その戦績を見るに典型的な中山巧者と見ます。
休み明けで58キロを背負って得意ではない東京コース、更にどちらかというと時計がかかる馬場向き、とくれば今回は静観が妥当でしょう。
▽ハクサンルドルフ 牡5 56 戸崎圭
正直走りどきがまったく掴めないんですが、舞台適正としては東京マイルはベスト。
前走エプソムCでは状態面がピークだったことと、得意の重馬場だったことも重なった結果2着と大健闘。
ただ、この時の勝ち馬サトノアーサーが毎日王冠でまったく結果が出せませんでした。
今回も差し脚質にこの鞍上、という不安が常に付きまといます。
ただ、エプソムCの実績がありながらこれだけ舐められたオッズであれば、状態面を見て問題なければ買い目に加える、という考えも面白いかもしれませんね。
ちなみに、週末の府中は今のところ晴れ予報です。
-ハッピーグリン 牡3 54 内田博
滞在、地方競馬で結果を出してきた別路線組。
いきなり一線級相手にするにはまだまだ厳しいでしょう。
重馬場巧者っぽいので、雨が降ったら面白そうなんですが。
-ウインガニオン 牡6 56 酒井
夏場に調子を上げる馬にしては、今年の夏はなんとも不甲斐ない戦績でした。
安田記念出走くらいに仕上がっていれば掲示板くらいかすめるかな?という程度。
-デンコウアンジュ 牝5 54 蛯名
昨年のヴィクトリアマイル3着など、度々馬券の穴を演出していますが時計面の裏付けはなく、今回は牡馬混合戦。
先日のポートアイランドSでも馬券に絡めなかった程度なので今回はばっさり切って問題ないと思います。
-クルーガー 牡6 57 石川
昨年の富士Sでは長期休み明けながらも3着入線。
その後のマイルCSはペルシアンナイトから0.3差ですが、これはシュタルケJKがかなり上手く乗っての結果です。
時計的にも速い時計は対応できそうにないので、今回は静観が妥当です。
-マルターズアポジー 牡6 56 柴田善
とにかく暴走気味に前に行ってしまうタイプで、いつも実況で最初に呼ばれるある意味では有名馬。
今回もウインガニオンとどのようにレースを作ってくれるかペースメーカーとして注目します。
-ヒーズインラブ 牡5 57 藤岡康
前走京王杯AHではまったく見せ場なく大敗しましたが、これは明らかな太め残り。
今回状態面が上がって春先のダービー卿CTくらい走れるのであれば、今回はもう少し上の着順は狙えるかもしれません。
6着くらいまでなら。
★ヤングマンパワー 牡6 56 武藤
今回の超大穴候補です。
関屋記念では果敢に狙っていきましたが惜しくも4着。
京成杯AHは8着、と敗れてはおりますが早めに外目から仕掛けていく勝ちに行った結果なので、充分見所のある内容でした。
近走かなり復調気配が伺え、時計面もぎりぎり足りそう。何より一昨年の勝ち馬でもありますし。
荒れる前哨戦なら狙ってみる価値はあるのかな?と。
武藤JKは若手の中ではかなり信用出来るジョッキーで、ここで大金星は流石に厳しいとは思いますが、3着くらいには引っ掛かることは多少見ておいていいと思います。
-ストーミーシー 牡5 56 大野
間隔が詰まったほうが走れるタイプの超叩き良化型。
今回は叩いて2戦目で状態は上向きになると思われますが、過去の好走はいずれも軽斤量によるもの。
脚質は後方一辺倒。時計面も足りないですね。
個人的に好きな馬なので応援はしますが馬券的には要らないでしょう。
-ゴールドサーベラス 牡6 56 柴山
重賞クラスに上がってからは好走したことはありません。
軽視でいいでしょう。
-ガリバルディ 牡7 56 御神本
マイラーズCの4着が光りますが、ここでは厳しいでしょう。
枠順確定前 注目馬
★ロジクライ
上位人気に不安があるならこの馬から!
ルメールJKは今年、年間最多勝利記録も狙っており捨てレースはないッ!
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