【最終予想】毎日王冠 “あの娘のお尻を追いかけて”(2018) 無料競馬予想

いつも「陽気な馬券が地球を回す」をご覧頂きありがとうございます。
デロリアンです。

今回は 10/7 日曜日の東京競馬場で行われる、毎日王冠の最終予想です。

その前に話題を二つほど。

まずは本日 10/6 東京競馬場で行われたG3 サウジアラビアRC。
単勝 1.3倍と一本被りとなった期待のクラシック候補、グランアレグリアが他馬を寄せ付けない快勝!

スタートで後手を踏み、道中は引っ掛かって前へ。
そんな競馬でぶっちぎってしまうのはここでは力が違いました。

今後に課題が残る勝ち方ではありましたが、世代上位の力を示したので今後も注目の1頭ですね。

 

そして二つ目の話題。凱旋門賞です。
今年は春の天皇賞で3着に入線したクリンチャーが武豊とコンビを組んでの参戦。

今までに参戦した名馬達に比べれば能力面は確かに見劣るのですが、
この馬は馬場が渋ったときにめちゃくちゃ強い馬です。

特に海外競馬に詳しくはないので予想記事は書きませんが、
重たいロンシャンの芝がハマれば一発穴を空けてもいいとは思います。

好きな馬なので、個人的には単勝を少しだけ持って、応援したいと思います。


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土曜日のレース傾向のおさらい

東京11R (サウジアラビアRC) 芝1600m

 

ここはグランアレグリアの実力が抜けてましたね。
2着には直線に向かうところでは最後方にいたドゴール。

最後は上がり最速で差を詰めてきていましたが、そこで選んだのは内ラチ沿いから4~5頭分のところ。
着差が大きかったのでこの後方一気が差し馬も届く、とは考えないほうが良さそう。

勝ち時計 1:34.0

スローで運んだことで派手な勝ち方の割には時計は平凡。

東京12R 芝1800m

ここもややスローで、直線を迎えたときにはすでにほぼ横一戦からヨーイドン。
脚を溜めていた好位外目のアモーレミオが早めに抜け出して押し切り。

2着には後方から上がり最速で詰めた人気薄が絡んだ。

前半1000m通過 60.6
勝ち時計 1:47.0


上記2レースは能力差が開きすぎていてあまり参考にならないかもしれません。

強い馬が勝ちますw

最終予想 毎日王冠 (2018)

◎アエロリット 牝4 55 モレイラ

このメンバーで強い馬、といったらこの馬でいいでしょう。

過去2戦続けて落鉄していますが、それであの競馬の内容です。
落鉄がなければ安田記念はこの馬が勝っていたでしょう。

ただ、ハイペースでがんがん逃げてしまう気性の荒さがあるので、テン乗りモレイラJKが乗りこなせるかはやってみないとわからないところ。

モレイラJKで1倍台かと思ったら、そんなに人気していないのは助かります。
休み明けでの一戦なので、取りこぼす可能性はあるでしょうが馬券内には入ってくれるでしょう。

安田記念ではあわや、初の牝馬制覇目前でしたね。
差し向きの流れの中あれだけ踏ん張ったのは相当強いと思います。

戦績を見ても大きく崩れたのは秋華賞のみ。

気になるのは気性面で、気分良く走れればあれだけやってくれるのですが、
やる気にならないと道中かかり気味となってしまう面。

雷神モレイラ様がどう乗るかに注目ですね。

ちなみにデロリアンは前走安田記念の回顧で以下のように触れています。

”上がり勝負の中で前で踏ん張れました。しかも牝馬で牡馬混合G1で。

次走は出るレースによってはかなり人気すると思いますが、逆らってはいけないと思います。”

今回は現時点でこの馬が軸でいいのかな?と考えています。
当日はもう少し人気するのかなぁ。

○ダイワキャグニー 牡4 56 横山典

人気するサトノアーサーよりもこっちを上と見ます。
天気が一番のネックでしたが、パンパンの良馬場でやれるのなら問題なし。お天道様が味方するなら好勝負。

典さんはアエロリットにも跨ったことがあるので、この馬の弱点も承知していはず。
今後のためにも賞金加算は必須の立場なので、休み明けの有力馬の中では本気度は高めでしょう。

モレイラがペースを誤った場合はアエロリットを逆転まで。

メイSでは今回人気するサトノアーサーに強い勝ち方をしており、エプソムカップでは雨馬場に泣かされた口。
足元を気にしてまったく走れる状態ではなかったので参考外でいいでしょう。
レース映像を見返しても典さんはまったく追ってないので。

▲ステルヴィオ 牡3 55 ルメール

絶好調のルメールJKは受賞で軽視禁物。
クラシックでルメールが選んだ馬なので、能力はあります。あとは距離条件。
1800mでも少し長いような気がしますが、世代屈指の差し足は要注意。

G3をやっと勝ったサトノアーサーよりは先着できると見据えて3番手。

復活を賭けての一戦ですね。
2歳戦では王者ダノンプレミアムにこそ敵わなかったものの、スプリングSで強さがバレていない頃のエポカドーロに先着。

皐月賞は馬場と展開に泣かされながらも距離不安を囁かれたわりには魅せる走りの4着。ダービーは距離長くて参考外。これはメモリアル参加でしょう。

となると今回の距離短縮は歓迎。
もっと言えばマイルくらいのほうが合っているような気がしますが…
右回りのほうがいいような気もします。

ただ、ここ最近絶好調のルメールJKですからね!きっと今回も見せ場があるでしょう。
稍重、重馬場で好走している点も後押しの材料になります。

△サトノアーサー 牡4 56 戸崎圭

良馬場でダイワキャグニーに先着するイメージが湧かないです。
人気するなら抑えに回したいところ。

エプソムカップでは当日の午後からの雨で足元が一気に悪くなった中で強い競馬をしました。
デビュー当時からG1級と目されていて毎日杯では出遅れながらアルアインと接戦。

ダービーでも人気したが惨敗。
続く神戸新聞杯ではレイデオロに0.5差3着好走。

菊花賞は特殊馬場でしたし、そもそも距離が長すぎの敗戦。

でやっとそこから立て直してOPレース3レースを好走、エプソムカップの勝利に続きます。

なんでしょうね…
地味なんですよ。存在が。

勝つときもやっとこさ、という印象が強いんですよね。
実際にメイSではダイワキャグニーにあっさりやられている訳で。

それで大人気するのもなんだかなぁ、という感じです。
エプソムカップで接戦を演じたハクサンルドルフや洛陽Sでタイム差無しのグァンチャーレをこの舞台でこの人気で買うの?と言われれば違うと思いますし。

個人的には里美オーナーには痛い目に遭わされている口なので(主に回胴遊戯機で)”サトノ”の冠名はあまり乗り気に買いたくないのと、何度も言っている差し馬の戸崎JKのコンボは軸にはできません。

△ステファノス 牡7 56 福永

天皇賞秋の叩きと思いきや、意外と仕上がっている印象。
もう年齢的にもG1では通用しない = このレースで賞金を目論んでいるとも取れます。

過去に強豪と何度も好勝負をした馬。東京コースは得意。
最近位置がまったくとれない競馬が続いているが、乗り方次第で3着なら。

今回は天皇賞秋への叩き台で臨むはず。

一見ここ最近はまったく見せ場のない敗戦続きのように見えますが、
その実は昨年天皇賞秋は特殊不良馬場で参考外、香港4着好走、新潟大賞典は叩きレース、宝塚記念は明らかな前有利バイアスを後方から構えてやれず、なので今回くらいのメンバーであれば勝ち負けはともかくとして3着くらいはありそうです。

まったく人気はしませんが、3連系の馬券を買うのであれば抑えは必須、と見ています。

 

△スズカデヴィアス 牡7 56三浦

大箱コースが得意な三浦JKに目がいきました。
正直G3レベルの馬でここでは荷が重いとは思いますが、新潟大賞典を制している重賞馬。

左回りも得意。
主な勝ち鞍はなみずき賞、のサウンズオブアースよりは先着してくれるでしょう。

 

【予想まとめ】

◎アエロリット
○ダイワキャグニー
▲ステルヴィオ
△サトノアーサー
△ステファノス
△スズカデヴィアス


抑えは不要! 今週の無印馬

消 ケイアイノーテック 牡3 56 藤岡佑

今回人気馬の中で一番信用ならないのはこの馬です。

NHKマイル1着から間隔空いてのここ。
ただ、その勝ち方は出遅れが差し向きの展開にハマった感が否めず。

NHKマイル2着馬のギベオンは先日あっさり敗戦、逆に7着のダノンスマッシュは自己条件になってキーンランドC2着。

ただそのキーンランドCを2馬身半つけて圧勝したナックビーナスも先日あっさりラインスピリットに交わされる、という…

そう考えていくと、この馬が本当に強いのかは判断が難しいところです。
1800mへの距離延長も1ハロンだけ延長なのか、1ハロンも延長なのか。

自信を以って中心視とはできないです。

 


 

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ABOUTこの記事をかいた人

出走馬の馬柱と追い切りを判断材料に展開、馬場を絡めた予想をしています。重賞とメイン前後、裏開催の平場レースをぼちぼち予想していきます。勝負事なので勝敗は大事ですが、それよりも納得した勝負をして公営競技としてレースを観戦できる心のオアシスとして競馬と接していきます。