プロキオンSの各馬の見解です。
今回は前頭考察の後編となります。
プロキオンSの考察の前に、まずは週末の注目レースから。
福島9R 開成山特別 (芝2600m 500万下)
競馬をあまりやらない方には「何が注目なの?」という平場長距離のこのレース、
障害競走の絶対王者、オジュウチョウサンが平地競走に挑戦します。
オジュウチョウサンが平地を走るのは実に4年と8ヶ月ぶり。
障害では敵なしで障害重賞を8連勝、獲得賞金は5億越えのオジュウチョウサンですが、東京、中山、京都、阪神4大馬の平地競走には3歳秋までに平地で勝てなかったため出走制限対象となっています。
ここで1つでも条件戦を勝てば3000m級の重賞やオープン特別に出走出来る道が開けます。
障害競走では単勝オッズ1.1倍とかに推されるオジュウチョウサンですが、果たして勝ちきれるのか。注目です(´・ω・´)
プロキオンSの話に戻しましょう。
前頭考察の後編です。
前編はこちら。
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プロキオンS (2018) 前頭考察 (後編)
△ウインムート 牡5 56.0 和田
前走、天保山Sは差し向きの流れを58キロで押し切っており、倒した相手もスマートアヴァロンやドライヴナイトとOPクラスでは上位のメンバー。めちゃめちゃ強い競馬をしています。
栗東Sでは不良馬場で押し切り。
そもそも昨年のグリーンチャンネルCでは敗れてしまったものの、サンライズノヴァを抑えて1番人気に支持されるほどですからね。
そして、毎年夏場に調子が上がってくる典型的な夏馬。
久々のG1制覇で注目されている和田JKが乗ってくれるのも後押し材料になります。
すんなり逃げられないで被されると揉まれ弱さが出ますが、外枠を引くなら本命級の評価で狙ってみたいです。
▽サクセスエナジー 牡4 58.0 松山
かきつばた記念ではキングズガード相手に押し切り、続くさきたま杯でも番手からの押し切り。
地方の重たいダート重賞で連勝しているのは好感が持てますが、中央で実績がないこの馬に58キロで期待するのはさすがに酷だと考えます。
▽ドリームキラリ 牡6 56.0 Mデムーロ
欅Sでは低評価ながらうまくスローペースに落とし込み、サンライズノヴァ相手に逃げ切り。
それ以前も重賞で勝ち負け出来るメンバー相手に差のない競馬が出来ており、56キロで出走できるなら魅力的に映ります。
ただ、高速雨馬場でどうか。
鞍上は近走さっぱりのミルコでどこまで人気を集めるか判りませんが、人気して買えるほどの評価には至りません。
ナムラミラクル 牡5 56.0 藤懸
夏至Sから中一週。
ローテーションが厳しいですね。
1600万条件勝ち上がりも相手関係を見ると重賞では通用しない面々ばかり。
ここでは厳しいでしょうね。
△キングズガード 牡7 57.0 藤岡祐
昨年のプロキオンSを制しており、一昨年も3着に好走。
中京の1400mの舞台は合ってますね。
G1では結果こそ出せていませんが上がり最速で見せ場を作っており、ここでは地力は上位でしょう。
内でも外でも捌ける馬&ジョッキーなのでまっとうな展開ならここでは主役級。
直近の地方重賞で勝ち切れていない点は地方の砂、と割り切ってもいいと思いますが、個人的には頭で買うと差し損ねの場面もある、と考えています。
▽ルグランフリソン 牡5 56.0 福永
ダートに転向してからはOPクラスで上位を賑わせており、オアシスSでは楽に追走しサンライズノヴァに先着。
ダート重賞初挑戦ということでどこまでやれるかは未知ですね。
ドリームキラリを評価するのであればセットで評価すべきでしょう。
枠順確定前 注目馬
★ブラゾンドゥリス 牡6 56.0 武藤
ムラ駆けで信用ならない馬ですが、やる気を出したときはOPレースで入着出来る下地はあり、2走前には今回ある程度人気が想定されるウインムート相手に差のない競馬をしております。
近走は左回りで全く結果を出せていない点、持ち時計が足りない点で強くは推せませんが、56キロで出走したときは大崩れがなく、若手では思い切った騎乗で結果を出している武藤JKを迎えての参戦。
良馬場開催だと時計面でまったく通用しないでしょうが、雨降って番手追走で先行馬に展開が向いた時にはひょっこり馬券内に顔を出す可能性はゼロではないですね。
まったく人気しないのであれば、一口押さえても損はない一頭と見ます。
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