【競馬予想】マイラーズC (2018)

今週から東京、京都競馬の開幕週ですね。
まずは京都の開幕重賞、G2 マイラーズカップが開催されます。

安田記念、ヴィクトリアマイルの前哨戦に位置しますが
賞金が足りない馬はここで加算を目論んでいるはず。

有力馬が休み明けG1叩き仕上げでも強さを示すのか、はたまた穴馬がメイチ仕上げで台頭するのか。こういった戦いに注目したいですね。

昨年は人気上位のイスラボニータとエアスピネルが共に上がり32.9の末脚を繰り出し決着しましたが、今年はイスラボニータは不在。

まずは想定オッズから。

想定オッズ

エアスピネル 牡5 56 武豊 1.9
サングレーザー 牡4 57 福永 4.2
モズアスコット 牡4 56 ルメール 4.4
ロジクライ 牡5 56 川田 6.4
ブラックムーン 牡6 56 秋山 15.7
グァンチャーレ 牡6 56 古川 22.2
ヤングマンパワー牡6 56 岩田 27.9
ダッシングブレイズ牡6 56 浜中 38.4

エアスピネルの一本被りに続いて、新興勢力にも期待が持たれそこそこ割れた想定。

各馬の見解

エアスピネル

富士S1着、マイルCSタイム差なし2着。昨年のマイラーズカップ2着。
ここでは力上位でしょう。特に嫌う要素はないので普通に有力すべきだと思います。

後方脚質なので、開幕週で前が残る展開となったときに頭まで届くかはやってみないとわからないが、
馬券内、と見ると信頼度は高いと思う。

サングレーザー

3歳で古豪相手の重賞で勝ち負けしてきたので人気に推されるが、個人的にはそこまで評価は高くない。
成長があれば上位台頭は考えられるが、渋った馬場が得意な気もするし斤量57キロも不安。

現時点でエアスピネル逆転までイメージは持てない。

モズアスコット

ハイレベルの阪神Cは4着と負けてしまったがこれは勝ちに行っての結果。
前走は調教師引退の花道仕上げダイアナヘイローにしてやられたが、
緩やかな流れで後方競馬には厳しい展開だった中最後詰めたところを評価したい。

この馬も成長を加味すれば上位台頭は充分あり得るが、
阪神1400mは特殊条件と考えているのでいきなりマイルで通用すると信頼して厚めに貼ると痛い目をみそう。

ロジクライ

格的にはオープン番長感が否めないが、ここは前哨戦。
ここで賞金加算したいだろうし、開幕週でハイペースからの押し切りができるのは強み。

シンザン記念勝ち馬でもあるし距離とコース適性は問題ないでしょう。
メイチ仕上げなら勝ち負けに加われる。

ブラックムーン

馬込みに入るのを嫌うので大外ぶん回ししか選択肢がない。
そしてこのコースでは後方脚質の成績は厳しい。
展開次第で最後突っ込んできても掲示板止まりと見ます。

ヤングマンパワー

G1だと厳しいが、G2クラスであれば掲示板くらいには入れる。極端なオッズになるのなら3着候補。
前目の脚質からも今のところ穴馬はこの馬と見ている。

ダッシングブレイズ

実績面を見ると他馬よりも見劣るが、マイル実績があり叩いてきた強みもある。
この馬も出来がピークに近いのなら3着くらいになら引っかかるかもしれない。

注目馬

ムーンクレスト

ヤングマンパワー

いずれも人気薄ではあるが、開幕週の前が止まらない馬場で後方の人気馬をリスク込みで買う理由は全くない。

リスクを背負うのであればそれに見合った対価が得られる選択をするべきである。

ABOUTこの記事をかいた人

出走馬の馬柱と追い切りを判断材料に展開、馬場を絡めた予想をしています。重賞とメイン前後、裏開催の平場レースをぼちぼち予想していきます。勝負事なので勝敗は大事ですが、それよりも納得した勝負をして公営競技としてレースを観戦できる心のオアシスとして競馬と接していきます。